鳥居五千本、山は朱(あけ)
深夜バスで早朝に京都駅頭着されたら、まずは目の前にある、
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こちらで腹ごしらえをされるといいでしょう。 別に変わったメニューがある訳じゃありませんが、
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ちょっとネリマよりは味が薄めな気がするあったかうどんで、お腹のそこから元気が出ます。

そりではせっかくの京都が詰まらないと言う方は、京都駅直結ホテルグランヴィアの、朝食バイキングにいらっしゃるとよろしい。
2500円で充実した朝食を堪能できます。ただ、せっかく深夜バスで倹約した交通費が、なんにもならない気もしますけどね。




まずは、稲荷駅に行きましょう。JR奈良線、京都駅から各駅で二つ目です。ローカル線の旅が始まる前に、着いちまいます。

降りれば徒歩数十秒で、大鳥居。 駅近、交通至便。なんたって構内から見えます。
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はい到着。 ででん。
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呆れたことに、朝の九時で大きな駐車場はいっぱい。一番最後、ぎりぎり石塀の前に、軽自動車が「はいもっと下がって下がって~」
と自信たっぷりかつ強引な誘導で、おっかなびっくり停めてました。これにて、ホントに満車。

参道入るとすぐ、本殿に出ます。
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ここまでは砂利の見晴らしの良い、ま、言ってみれば普通のお参りな風景です。ちゃんとイケメンキツネさんもいます。
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ふ~ん、伏見稲荷ってこんなとこなのね、と早とちりしそうです。 しかぁし。

そのうしろから間髪をいれず始まる、千本鳥居。
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これがまず、とんでもねぇ。度肝を抜く。


お、おかえりなさいまし。いかがでした? 目が回りませんでした?真っ赤ばかりで。

出たところは、奥社。
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こちらでは、絵馬・・・じゃないしっキツネだしっ005.gif 
キツネ形の木札に、自分で納得のいく顔を書きました上で、願い事を書いて奉納する所とか、交通安全・清め砂などございまする。

あとは、基本的には商売繁盛を真剣に祈る人々の、思いを込めた鳥居が奉納されてたり、グループで膝を突いて祈っていたり。。
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ここは観光で来るのではなく、真摯に信仰している人たちが願掛けやらお祈りをしに来るところなんだな、と感心する。

その、かたわら。 こんなものもありまして。
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この石に向かって願い事を唱え、おもむろに上の石を(灯籠じゃないよ)持ち上げてみて、思ったよりも石が軽ければ願いは叶い、
思ったよりも重ければ、その願いは叶わない・・・かも、という。

やってみましたよ、当然。お賽銭もいれてね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



重いんでやんの。

当たり前だよね、石なんだから。思ったより、て言う想像自体が、どの程度?ホントに想像できてる?て話ですよ。
あのくらいの石を持ったことのある人って、そんなに居ないんじゃないかな。普通考えたら、腰痛めそうだし事前にやめます。

アドバイス。 相手は石です。どこから見ても石です。発泡スチロールに化けるわけではありませんので、すっげぇ重いと覚悟して、持ち上げましょう。そしたら願いも、叶う・・・・んでないかい?

さて、ここで稲荷山ご案内ちう看板があるのをハッケンする。どれどれと見る。すると・・・・。
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驚くなかれ、今まで歩いてきた行程が、ものすごく入り口に近いことをそのだだっ広い地図から知るのである。

奥社なんて名前に、制覇したような錯覚を持ってはいけないのであった。
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靴ひもを結び直して、歩き出す。どうもここからが、この山のスタートであるらしい。
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先を行くのは、ワン連れ。 ただ、お相手はシェパード氏だし、服装もお参りにしては変わってるような。。。クンレンかしら。

道は見晴らしが良くなったり林の中だったり、ちょっとどこかの町の、おばぁちゃんちへの抜け道の階段みたいだったり、
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いろんな表情を見せながらどこまでも続いていきます。

時折あるお社では、大小それはさまざまな鳥居を売っており、買うとその場で名前と日にちを墨で書き込んでくれます。
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これも、道すがらお参りする、おキツネ様。稲荷山の中自体がひとつの町になってて、その町に祭られてる小さな稲荷、て風情。
通りすがりにろうそくをともしていく人、社の中にはいって、キツネさんの背中をなでていく人。

真剣に祭られてるキツネさんには、それを知ってか誇りと風格がありますね。いい仕事してそうです。
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だらだらゆるゆる歩いて、ここまで一時間。おぉここに、きつねうどんの看板が。
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いなり寿司もきつねうどんも、考えてみればここが本家。やはり、いただかずにはおられまい。はい、おっ邪魔っしまーーす。





腹ごしらえ完了♪ ふたたび、スタートします。

さぁ~こっから、鳥居の階段を登って登って登って、
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せっかく息切らせて登ったのに、今度は降りて降りて降りて、
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見てるうちに、鳥居にもいろいろあるのがわかり、ほらこれなんか、日の光を浴びすぎてか色あせちゃったり、
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鳥居の足元を見ると、けっこう朽ちてるのがあったり。
寄進された年月日がきちんと書いてあるので、よく見ていくと、どうやら15年くらいであちこち剥げ始め、20年で寿命が尽きるらしい。

あれですな、伊勢神社の橋も、20年に一回架け替えるんだから、それと同じくらいで役目を終えるようになってるんですな。

三の峯、間の峯、二の峯と登っていき、行き着いたてっぺんには修験道のような素朴なご神体が祭られております。
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ここから、一気にくだります。 標高233㍍の山頂からくだってくだって、、、
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途中、御劔社(みつるぎしゃ)に寄ります。こちらの手水は、他のキツネさんや龍とちがい、刀です。
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手書きの案内板。ていねいに書かれており、この伏見稲荷全体の雰囲気をよく表しています。
ただねぇ、この「ちょっと」ちう表記は問題あってよ。 騙してはいかんなのよ。

手前の「四辻」という交差点(とは言わないな。やっぱり、辻か)を右折すると登り下りのらくらくコース、辻を直進すると途中までは平らで一気に上りのぜぇはぁコースです。ぜひ、逆時計回りコースをお薦めしたい。夏場はヘタリます。

さて、この御劔社は、手仕事の神様だそうで。
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手仕事なら、お参りしないわけにはいくまい。 パンパン、と手をあわせ、ささやかなお願いを。

お灸がもっとうまく、捻られますように。
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鳥居さえなければ、なんだか登山道のような山道をえっちらおっちら。
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きっとここは、紅葉の頃見事であろうと、まだ見ぬ鳥居と紅葉のコントラストを想像しつつ、先へ先へ。
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ひめポチサイズの犬小屋みたいな、ちっちゃなお社ハッケン。 祭られてるのは、ご神木だったのであろうか。
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どこまでもどこまでも、鳥居は続く・・・・・。
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すれ違うのは、少人数の観光客、外国から来たバックパッカー、犬を連れた人、でも何より多いのは真剣な面持ちのお参りの人。

ここが、観光案内やガイドブックで、あまり紹介されていないのが分かるような、独特で清浄な雰囲気が、どこにも満ちてます。

お。 はかま姿の若い女性が歩いてる。
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卒業式かしら。 鳥居の朱に、よく映えてます。

そして。たっぷり森林浴もして、戻ってきた本殿。
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こちらで、「厄と言ってもいいアクシデント続きの去年」を祓い、今年がワン・人共に平穏な一年になるよう、祈祷していただき、
やるだけやったらなんだか少~し、気分も体も軽くなったような、厳かな気分になって伏見稲荷を後にしたのであります。

滞在時間、四時間半。 いや、なんでこんなに時間かかったかね。でもなかなか良かった。楽しかったなのよ。
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裏参道みたいな通りには、ダルマさんやらお神酒の徳利や杯やらを売ってる店もあり。あとは~七味とか、なぜかスズメ焼きとか。。

ぜひ、また、マリちゃん&サラっぴを連れてハイキング+お参りに来たいものだと思いつつ、これにて伏見稲荷詣で終了~♪


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そうそう、お帰りはジェーアールでなく京阪電車に乗られるとよろしおす。
そのまんま、京阪三条、鴨川のほとりにまで連れて行ってくれまっせ(ちがうなこれ)。 
お昼は、舞妓さんの後ろ姿も色っぽい、先斗町でなんぞ、いかがでっしゃろ。
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ただ到着はくれぐれも二時前までにしてお願いします。あっちう間に「支度ちう」の札に変わってしまいますんで。ほな、これまで。


にほんブログ村 犬ブログ アメリカンコッカースパニエルへ お稲荷さんを見直した、京都の一日でございました。
                お付き合いいただいたクマっぴ。ありがとさんでございました。亀のようなペースに呆れていませんか?
                また、今度はひめポチ連れて行くぞ~。その時ゃよろしくね。 懲りないでね~。
by degipochi | 2010-04-04 02:07 | 旅行など | Comments(11)
Commented by リーchanまま at 2010-04-04 03:34 x
わぁー!
京の都に・・・来てたのですねぇー!
あ!でも~マリちゃん&サラっぴはお留守番?。
関西人より(大阪人のあたしより)・・・・・分かりやすい説明&風景写真で・・・行った気分になりましたわぁー(笑)。
神社とかって~ワンコOKかどうか・・・分かりにくいですもんねぇー。
全部・・・ワンコOKならいいのにぃー。
Commented by mifuyu4432 at 2010-04-04 13:58
京都だ!!!
また行きたくなってきた~!!!
Commented by keikomama105 at 2010-04-05 10:13
伏見稲荷お参りの旅 ご一緒させていただき ありがとうございましたぁ
あ~ぁ 疲れたぁ~ 
腰痛の為 ブログでお供をさせていただき堪能いたしましたですハイッ
ここは健脚でないと行けませんねぇ・・・もう手遅れかも。。。ブツブツ
映画の殺人現場によく登場する赤い鳥居 やっぱり夕方は怖いねぇ
さ~ぁ 練馬のマリちゃん鍼灸院は これからまた大繁盛ですね♪
あぁ~ 腰痛てぇ~練馬に行きたいよ~!
Commented by Mamarita at 2010-04-05 13:58 x
凄い~、鳥居真っ赤赤な世界。
動画で見ると、赤い壁の廊下みたいに見えるけど、一つ一つの鳥居なんですねぇ(@_@+)
ワンコOKなんだ。 
マリちゃん、次回は是非ご同行して、蕨もちカフェのレポートよろしくです。
不思議な世界と、伝統的な風景、一緒に京都に行った気になりました。
これ、夜行日帰りだったんですね、密度の濃い旅でしたね~。
Commented by miyaneko_nya5nya5 at 2010-04-05 17:01
うー・・・真っ赤かの鳥居が隙間なく続いているのね。
なんだか目が廻りそう、、、若しくは異次元の世界に迷い込んだ気分になりそう。
degipochiさんの詳しい案内で一緒にお参りした気分です。
ご利益は出てきましたかぁ?
Commented by degipochi at 2010-04-06 00:03
リーchanままさんへ
分かりやすかったっすか? そりはそりは。でもね、こんな調子で東京案内書きたいけど、東京タワーも
上野の動物園も行ったことないから書けないなのよ。ざんねん~。
伏見稲荷の「ワン可」情報は、東京在住の京都出身の知り合いに教えてもらいました。
でもその情報が入ったときには、「マリちゃん・サラっぴはお泊り保育」決定後だったんだな。
今度は一緒に行くなのよ。ね♪ そして、美味しいお店にも行くなのよ。(調べなきゃ)
Commented by degipochi at 2010-04-06 00:05
mifuyu4432さんへ
京都、いいっすねぇ~。観光地めぐりしなかった今回が、一番印象良かったみたいです。
また、行きますよん。マリちゃんず連れてね、秋にでも。うわ~珍道中になりそう。。。
Commented by degipochi at 2010-04-06 00:27
keikomama105さんへ
腰痛は、ぎっくり腰からヘルニアの治療まで、得意でしてよ。楽になるし。来る?
ちて、遠すぎるか。。。。 
でもね、この伏見稲荷さんは、よっこたんさんも言ってたけど、ひざガクガクになりますって。階段階段ですもん。
だから、ゆーーーーーーっくり、行くなのよ。休み休み、写真撮り撮り。そしたらだいじょぶ。
なにせあなた、ここから30分ちう行程に三時間かけましたからね。そりゃゆっくりだから。
おかげで筋肉痛の一つも出なかったなのよ。・・・・・ホントの登山なら、下山できないかもな。。。
Commented by degipochi at 2010-04-06 00:35
Mamarita さんへ
夜行日帰り、京都の滞在時間12時間に満たない強行軍でございました。
でも、なかなか充実してましてよ。やっぱり、一箇所にじっくりタイプなんだな。
マリちゃんに、次回のワラビ餅リポートの件を伝えましたところ、
「マリちゃんやる。」とやる気満々でした。なんでもアレルゲンが何にも入ってないから、問題ないとか。
おい、甘いっちうのはいいのかい。と思いつつ、今度行ったら食わせてやるかな。あ、詰まらないように細長くしてね(笑)。
Commented by degipochi at 2010-04-06 00:37
miyaneko_nya5nya5さんへ
あの赤い鳥居の行列を見ていると、確かに意地厳に迷い込みそうな感じです。
ま、それだけにご利益も。。。。バッチリです。
なんかね、いる間も空気が軽いなぁという感覚があったんだけど、帰ってからも気分よくってよ。
山一つがお稲荷さんだからね。森林浴とハイキング、ちう側面もあるんでしょうなぁ。また、行く予定です。
Commented by クマ at 2010-04-06 02:01 x
先日はありがとうございました♪
いえいえ、前に進めないのは母で鍛えられてますので~(笑)
お礼参りの時は是非マリちゃん&サラっぴも一緒に(*^^)v



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