富士登山 五合目から八合目
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登ればたしかに日本一の絶景が待っている富士山ですが、

登り口はごくごくふつうの感じです。
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奥多摩か秩父の山と変わりない。そして、なぜか車道でもある(パトロール専用)。
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ここなんか岩で足元でっこぼこなのに、実にすらすらと走っていきます。その技術まさに神業だが、プロにとっては日常。

でもって、存外花がね。咲いているだなのよ。 
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これがまた綺麗な色なんだな。
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ちょっと親しみがわいて来た頃に、六合目到着。
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そしたら、まずここでいきなり雲が晴れて青空が広がった。

幸先よし♪
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はしゃぐ人々。 

だって、二日前までは台風12号が日本海側にかかる、低気圧の影響で天候は望めないと言われ、台風が急速にしぼんで低気圧になり、これはイケルかもっと意気込んだら、今度は、まだ低気圧の影響があってまずずっと雨。下手したら雷が鳴るかも。
「もし雷が鳴ったら、とにかく命からがらで一番近くの山小屋に飛び込んでください」みたいな話だったんだから。
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行けるときに行けっ みたいな気分になるでしょう。

しかし。 ここが落とし穴になるのですよ。お分かりと思うけど。
最初の方の登りこそ、だるだるとなだらかで馬なんかも歩いてて、観光気分が濃厚だけど、ここの標高
2390m

すでに体質的に弱い人は高山病になってもおかしくない高度であります。ここを忘れては行けない。もとい、いけない。
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スローペースをモットーに、登山開始。 ちっとはストレッチもした。(伸びた気はしない)。

いま登って来たところを上から見下ろすと、
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なんかふつうの山登りと、景色がぜんぜん違う。自然と人工物が混ざりあう、不思議に無機質な景観。

しばらくして上を見る。
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おぉ、もう山小屋が見えて来ているじゃありませんか、などと喜んではいけない。ヌカである。

なぜと言うに、このあと山小屋は七合目から頂上直下まで、延々と間隔を置いて出現する。今見えてるのは、最初の一軒。
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だんだん岩登り的な要素が入ってまいりまして。
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まず到着いたしましたのが、花小屋。2700m。
知らぬ間に300はあがってきてるんだね〜。ここまでは楽勝。
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そして、上がって来る方も多い。時に渋滞する。いつも登っている人から見れば、これって大湧谷の噴火の影響とか、世界遺産登録されて車両規制とか強まったからとか、台風の直後だからとか、いろいろあってずいぶん少ないらしいんだけど。
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苦手で足が前に出ない人も居るようではありますが、基本、岩場登りは楽しいです。
ちゃんとロープも張ってあって、道迷いもほぼあり得ないし、よく足場も整備されているし。「落石」はほぼない。
ただ、ロープや鎖自体はなんちゃってなので、体重をあずけないように。グラグラします。
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2720m、日の出館到着。 あれったった20m差??

見下ろせば、下の宿はあんなにちっちゃいのに
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登ってく道はこんなに急なのに、
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なんかちっとおかしい気がするんだけど・・・・ まぁ他に信じるデータがないんだから仕方ない。

さらに20m上の七合目トモエ館。

すでにここで売っているものは、ふつーの
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ここにしか無いですっ的な名物のクリームパンなどに加えて、
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だいぶお高めな充実した品揃えに、
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これ。酸素。

飛ぶように、ではないけれどだいぶ売れてた。このあと、高度を上げるに従って、あちこちに座り込んで
酸素を補給している人たちの姿が増えていく。 
付け焼き刃なのか、即効性ありなのか、濃度もいまひとつ分からないので不明。

そうそう、クリームパンも団体さんが到着したとたんに売り切れました。集団の意思と言うのはすさまじい。
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さて、ここで一息入れまして次を目指します。
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ぞろぞろ、ぞろぞろ。
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とにかく、ゆっくり。焦った人からばてていく、そんなエリアに突入しております。
息が切れたら休む。息があがったらもうヤバい。

あと、水分補給と塩分補給と行動食をこまめにこまめに・・・・ 

だいじょうぶです、水もオヤツも塩分も、折々の山小屋で十分提供しております。
水 500ml 500円 クリームパン(たしか)300円 おにぎり300円 マカデミアナッツ400円??

これが惜しけりゃ下から担いでくるんですな。 

ちなみに、トイレも1回200円。この寄付金のおかげでそこそこ綺麗なトイレを使えるんだから、文句は言えません。

トイレに行くのが惜しくて水分摂らない、なんていうのはぜったい有っちゃいけませんですね。
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服装もね、ばらっばらなんです。

基本的に日本人はまじめ。ちゃんとそれなりの大きさのリュックを背負い、帽子・ストック・登山靴完備、
ゴアテックスに雨用スパッツ・リュックカバーまで装着して登っている人が多いす。

かたや、
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ヨーロッパ系の方々。 だいたいは目立たない服装(要するにちゃんとした)なんだけど、中には海辺に居たのに突然、
「そうだっ富士山に行こうっ」て思い立ったのか? て言うみたいなとんでもねぇラフなかっこの人がいる。
超短パン。ランニングシューズ。タンクトップ。弁当さえ入ってなかろうと言うリュック。ストック・杖なしの手ぶら。

ここは代々木公園か。と心で叫びつつ、構ってられないのでそれぞれの道を行く。
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ほら、また霧が出て来た。そうなると雨も降るし急に気温も下がる。10度以上違うぞ。

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そして、ようやく出て来た山頂までの距離。3.4km。


273分???

四時間半っすか・・・・???



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当然、つづく。

by degipochi | 2015-08-06 18:41 | 山登り | Comments(1)
Commented by WofNaka at 2015-08-07 11:27
おう、なんか登っている気分ぞよ。


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