中を潤す、ちうこと
そもそも今回の国見で、私にくっ付いて寝ながら、ひめポチさんが「ここに来るのは、最後かもしれない」と言って来たことがありまして。
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なんで? 8月とかも来るじゃん。なんで今回が最後なの? と聞いても返事は無かった。

おっかしぃな〜そんなに体調悪くないのにな〜 でも、この犬が何か言って来た時は、ハズレは無いし。。。

そしたら、帰って来てこの騒動な訳よ。やっぱり調子悪かった、「内燥」はだいぶ前から進んでいたんだね。
その他にも、マリちゃん胸苦しくない? とACの友達に言われたり、舌の先に痺れがあるよね、とACの師匠葉月さんに言われたり。
舌の先、と言えば「肺・心臓」エリアですがな119.png

前から懇意にしている森の診療所の森先生にも、写真の遠隔で「気管支炎がありますね」と言われたし。
実際に、呼吸は浅く、ちょっと歩くと立ち止まるなどあんまりアクティブじゃなかった。

いろいろ、頂いた情報はすべて当たっていた訳であります。


さて、「虚熱」と決まった瞬間から始まりました、「陰虚の犬のための食養生」。
まず体に水分を補うもの スイカ・きうり、レモン、グレープフルーツ(苦みと酸味が、心臓と肝臓に効く)
内熱を取るもの 茄子、ニガウリ、白菜、トマト、レンコン、豆腐
免疫力UP キノコ類、納豆、マヌカハニー
滋陰(陰を潤すもの) 葉もの野菜、ウズラの卵
虚熱から肺に来ているので、生パイナップル、セロリ、人参、

あと、食育の正子師匠に教わった肺のためのクレンズジュース

🔸生パイナップル(デトックス)
🔸人参(肺粘膜強化)
🔸セロリ(肺、気管支機能向上)
🔸パクチー(金属デトックス)
🔸レモン
🔸蜂蜜
空腹時朝食前に1回。

それに、漢方。
普通、腎虚といえば「八味地黄丸はちみじおうがん」なんですが、こちらは「腎陽虚」と言われる、浮腫んだり腰がだるかったりの、水が多くてトラブるものに使います。作用が逆なので、マリちゃんの症状には不可です。
「牛車腎気丸ごしゃじんきがん」というのも白内障のときなどよく使いますが、こちらも「陽虚」用。
陰虚用には、よく似た処方ですが、「六味丸ろくみがん」を使います。
それと、逆上せを引き下げ交感神経を沈めるのに、「加味逍遥散かみしょうようさん」。こちらは、更年期のホットフラッシュや、不定愁訴に使うので有名です。
このふたつを、お世話になっているプラーナ和漢自然医療アニマルクリニックの森先生と相談の上、処方。
六味丸は2日から、加味逍遥散は3日から飲み始めました。

なんだかんだの開始の、6月2日。
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この時点では、口回り汚く、粘度の高いヨダレが口の横に溜ってて、アタマもぼーーーっとしてます。
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すっぱいの嫌いだし、ぜったい食わないなという確信のもと、ササミと合えてみる(手の上で)。
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だまされて美味しく頂く。

そうだよね、グレープフルーツと鶏肉のサラダとか、美味しいもんね。
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若人も問題なし。

なんだ意外に酸っぱい柑橘系のハードル、低かったじゃん。

ちうことで、どんどん行きましょう169.png

その後、六味丸を一日一包。加味逍遥散を一日一包。
みるみる、変化していきまして。。。

まず体幹の変なあら熱がとれ、肌の色がもどり、夢見が普通になった(うなされてない)。
アゴを固いところにこすりつけてドタバタ言うのが減った。
歯茎の色が、ときどきいい色に。
ヨダレが床やひとの腕などあちこち、こびりついていたのが無くなった。

サンポの時のウ○コが兎糞(ウサギのウンコ)から柔らかい太い一本勝ちに。
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途中、イチゴ貰った。

このあたりで、Oリングをすると「加味逍遥散」が反応しなくなったので、肺の症状が気になったため、「麦門冬湯」に切り替える。
「麦門冬湯」は、人間だと風邪の最後の頃、乾いた咳だけが残り、発作的に猛烈な咳が出るもの。やはり体の津液(水分)が足らなくなって、喉や気道が乾燥しておこる症状に使います。陰虚用の咳止め薬です。
そしたら、その数時間後、半日だけ呼吸がびゅーびゅーと鳴るように。ありゃ、湿が肺に溜ったかな・・・と思ったら、次の日には消えました。どうも好転反応だったらしい。
・・・てことは、やはり慢性の気管支炎があったんだな(汗)。

現在の、ひめポチさんのご様子。
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舌の色はほぼ平常に戻り、ヨダレも無くなり、食べるスピードも格段に早くなって来ました。
一番遅い時は、一食くうのに、30分かかってましたからね・・・ 5分から3分となって来たのは、奇跡のようです。
あと、鼻のガビガビもだいぶなくなった。

もうひといきってところですかね。

なににせよ、内燥こわいっ そして、それが表面に出て来なくて炎症だと信じて、抗生剤やステロイドを長期服用してしまってたら・・と思うと、恐いですね〜。
ただでさえ、体力の源である、「腎」の気が足らなくなって起こった「水分不足」ですから、腎臓など水を司る臓器を酷使させてしまうことになります。服用したことでいったん安定したように見えてもある時、一気に体調が崩れます。

考えてみれば、最初の段階で後ろ足の肉球が腫れた・・・というのも、人間の湧泉にあたるとこだったかも。
腎臓の経絡のスタートライン、大事な陰の気が湧いて来るところです。

鍼灸的なアプローチも、もっと出来たかもしれませんね。

長くなりますので、本日ここまで102.png



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まったく出番ないでちね、サラっぴわ。

by degipochi | 2017-06-07 20:18 | Comments(2)
Commented by usausanatsu at 2017-06-07 21:14
なつです。
『ここに来るのは最後』だなんて…マリちゃんの『言葉』涙が出ます(。>д<)そんな寂しいこと言わないで…絶対よくなる‼だって『大御所マリちゃん』なんだから(>o<")
Commented by degipochi at 2017-06-07 21:44
なつさん
うん、たぶんマリちゃん的には「テスト」だった気がします。
これだけメッセージ送ってんだから、気付けよな、みたいな。これで気がつかなかったら次回の国見は無いぞと。
・・・・そう言う意味では、たぶん合格したと思うんだけどなぁ。 きっと次の御宣託が来るでしょう。


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