2017年 08月 27日 ( 1 )
ひめポチの夏休み・・・別名湯中り(ゆあたり)記
ひめポチ恒例の、国見の湯の入り方と言えば、

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これでございました。

しかし、この投入のしかたで8年間、問題なくやってまいりましたが、さすがに今回の「陰虚による虚熱」騒動で、抜本的に改めることに。

ダイナミックなフライングアタックは、一気に足から肩までどぶんと浸かります(てきとーーにかけ湯はしてたけど)。
それで逆上せて、身体の中にいらぬ熱がこもり、帰ってから一気に体調悪化したのが3ヶ月前の5月末。

体力が落ちて身体の潤いを保つことが出来なくなり、変に熱がこもって「口が赤くなる」だの「舌がひび割れる」だの、「肉球がただれる」だのまぁエライ目に遭った。
身体を潤す漢方薬「六味丸」と、体温調節=自律神経に効果のある「加味逍遥散」を服用し、グレーフルーツ食ってパイナップル食って、スイカ食ってスイカ食ってスイカ食って(食べ過ぎだよ)、だいぶ体調が戻って来た8月初旬。

ふたたび国見リベンジ。

なにもそんな無理して、岩手まで行って風呂入れなくてもいいんでは・・・?と思われるかもしれませんが、今回の陰虚騒動で免疫力が低下したらしく、ちっと顔がカビっぽくなってきたので。抗菌剤飲ませたり(大下痢の過去あり)薬浴させたり(まったく効かなかった過去あり)よりは、確実に効く国見に行くべと。でも5月の二の舞はすまいと。

じゃ、どうするか。

まず、いきなりぶちこまない。
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頭から背中、足に向けて、気や熱をおろす「陽経」をていねいに何遍かに分けてかけ湯します。

できたら、胆経と膀胱経ちう、ふたつの経絡をかけるといいですね。
(むずかしい言葉だが、要は背骨ラインと横っ腹ラインちうこと)

初日はかけ湯だけで終了。たいへん体調よく、逆上せも無く、この作戦が当たりだったことを実感しました。

そして、次の日は、
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たまたま大型犬用の露天風呂が清掃直後でほとんどお湯が溜っていなかったのを利用して、腰湯アンド掛け湯。
あ、最初に陽経のかけ湯は丁寧にやってます。ここがポイントなんで。
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これも成功。まったく体調悪化はなく、経絡通りに熱をいれてやれば、身体に熱がこもってトラブルことは無いのが分かります。
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後半、すこ〜しだけ冒険して、溜り始めた湯の中に伏せてかけ湯。
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これも、おっけー。
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体調すこぶるよく、スイカを貪り食い、
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早くはないがよく歩く。

そして最終日。

実はこの日、例の超ぐずぐずした台風五号が、東北を直撃する、という前振りだったので、もう風呂に入れるのは無理だなと諦めておりました。
ところがどっこい、起きたら晴れてやんの。

でも、風といい雲の流れといい、実にびみょーーで、これはいつ降り出すか分からないなと。沿岸各所で水害も出ており、その大雨がこっちきたら帰ることもままならないなと考え・・・
ちょっと、あせったんだね。

もう一回いれようと急に思い立ち、かけ湯はちゃんとしたものの、腰湯・・ていうのか、打たせ湯と言うのか・・・を吹っ飛ばして、最後だからとフルで漬け込んだ。
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こちらとしては、いつもの風景。
そして、ひめポチ的にもそれはそれは気持ち良さそうに、クラゲかマンボウのようにお湯を漂っており、おぉだいぶ回復して来たなと安心する光景でした。

そのあと、悲劇が起こる(汗)。

台風が近い、てことは国見においては「寒い」てことです。20度をはるかに下回る。そして、自家発電の山の宿なので、ドライヤーは最強モードでは使えません。全館停電になりかねない。時間もないので、ほどほどに乾かし、ちっと生乾きだな〜とは思いつつ、ソフトバリケンに突っ込んで、帰りの片付けをしておりました。そうね、1時間ほどかな。

見たら、ひめポチがバリケンの中で仁王立ちになって、ゲロ吐いてる。

そもそも滅多に吐く犬では無いし、吐いた内容を見ると今朝の食事がまるっと未消化。
そして、背中を丸くして小さい声でうーんうーーんと唸りながら、猛烈にガタガタ震えてる。呼吸は切迫、ハァハァハァハァと荒い。時にえづくように震えがヒドくなり、また吐くかと思うが吐かず。
背中をさわるとびっくりするくらい冷たい。

これはヤバい。。。。

ただ歯茎の色はそんなに悪くなく、舌もふつうの色だったので、ショック症状ではないなと判断。
また腹が柔らかいこと、そして自力で立っていられることから胃捻転ではないな、と。

でも、だとしたらなんなんだ??

もうそれこそ大慌てで、圏外の国見から車で下界に下り、盛岡近郊の知り合いに片っ端から連絡して、獣医さんを聞きまくり。何人もいい獣医さんはおれども、折悪しく12時をちょいまわったとこで、どこも昼休み。もしくは、緊急手術中。
国見から雫石経由で、小岩井の方に走って行って、方向転換して盛岡インターへ、また方向転換して南盛岡インター方向へ、その間も
うぅーーーん   (間)   うぅーーーん   という小さいうなり声を聞きながら、もう気が気で無い。
ようやく、一軒。南インター近くで、いちばん早く午後診療を開始する獣医さんを教えてもらって、電話をいれつつ、でも誰も出ないな〜昼休憩なのかな〜と訝しみつつ到着したら、まさかの定休日。
ちょっとがっくりして、方向転換するのにアタマ突っ込んだコンビニで、そうだ。とペットボトルのホットティーを購入しました。
こんなにガタガタ震えてて、しかも背中が冷たいんだから、温めるべきではなかろうか。と思ったのでね。いちばん冷えている背中にあててあげると、気のせいか、すこ〜し呼吸が楽そう。

ちょうどその時、もう一軒、もう午後診療を開始してる獣医さんがあるよ! と友人から連絡あり。
そちらにダッシュで向かい・・・そしてナビの住所と区割りが変わってて道に迷い、なんだかよぅ分からんところを走って、なんとか目的地に到着したら、なんかちっとしっかりしてきた。

さっきよりいいぞ・・・・ 急変しなさそうなのに胸を撫で下ろしつつ、混んでる割にはそこそこ雑な診療を受け、わかったことは
体温が39.8度まであがってた、てこと。
体表の温度とえらいちがう。

てことは。。。湯当りか? 

温かいお湯にそこそこの時間浸かり、そのあと背中を中心に冷えた風にあたったことで、身体に熱がこもってしまったらしい。

よくさわれば、お腹はそうでもないが脇の下、内股などはやたらと熱い。

なので貰った薬は一切飲まさず、背中にさっきのホットティーを当てながら、腹から胸にかけてお弁当用に持って歩いてた保冷剤で冷やしました。

そうしましたところ。。。。 みるみる、体調改善。
水に落ちたか、と言うくらい冷たかった背中は温かくなり、熱病のようだった内股その他は、しごくあっけなくもとの温度に。
本来 熱をアタマから足に向けて降ろす「陽経」が冷え、足元から顔に向け冷たい気をあげる「陰経」が熱する、という逆転現象は無事解消。これはイコール、自律神経の狂いが修正された、ということでもありますね。
それに伴って、呼吸もどんどん普通になって行き、東北道で仙台に着く頃には、すっかり元通りになっていました。

さっきの死にそうな感じは、なんだったんだ・・・てくらい。


そして、その後もまったく異変なく、今日に至る。

いや〜  なんていうか、熱がこもるというのは難しいですな〜。知ってるつもりでも、思わずやらかした失敗です。

人間も湯当りすると、逆上せたり目が回ったり、時にばったり気絶したりするけど、犬もなるんだね。
良い勉強、実践になりました。

ということで・・・・

湯当りに大事なのは、やはり予防でしょう。

風呂に入る時のこころえ
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1 風呂に入る前には、陽経のかけ湯をする。耳の後ろから身体の横側を足元まで温かい湯で。シャワーでも良い。
2 身体の背中側を肩からお尻、ふくらはぎまでかけ湯する。
3 身体の前面は最後にちょっとだけ。
4 風呂から出たあと、身体の側面・背面をなるべく冷やさない。胸は少々風通しよくても大丈夫。
5 首の上の方は冷やしてもオッケー。自律神経に関与する場所なので、効果は大きい。でもほどほどに。

以上のことをお試しいただきますと、いつもに比べて快適にお風呂に入れます。

このやり方をしっかり突き詰めて行くと、冷えや頭痛などの体質改善、いわゆる本治(根本治療)になっていく、深〜いやり方です。
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あ、そうそう、人間だけではありませんね。

犬の方々も同様です。


ぜひ、お試しくださいませ(うちも ちゃんとやろっと)。


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あ、またサラっぴがいない(笑)

by degipochi | 2017-08-27 23:18 | Comments(4)