カテゴリ:山登り( 19 )
富士山に登る方へ
富士山に登って来たす。

台風が近づいてるだの、雷の予報だの、足元の地域で時間降雨量100ミリの豪雨だの言われつつ。
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(この写真は去年のです)

当然、emoticon-0171-star.gifもご来光なんてものも望めなかった。明るくなって来た方がemoticon-0157-sun.gifがあるんだろうなくらいのもんで。

でも、まぁずっと降ってたわけじゃないし。頂上は晴れたし。
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良しといたしましょう。

それでは、ざっくり富士登山案内。

そもそも、その「山本体の中腹にこんな服装の方がいる」というのは、
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富士山くらいではなかろうか。

パーティー会場か?

ひとりふたりならず、かなり不思議な方がいる。明らかに撮影目的で、五合目の登山道方向にさえ行かない方たち。
でもね〜ここは2350m。。。 他の山から見れば、頂上以上の高さなんですよ〜 車で来るからピンと来ないでしょうが。

ここでいきなり高山病になるケースもあるんです。


五合目に来て、まず大事なこと。
一 走らない。
二 はしゃがない。
三 食べ過ぎない。(アルコールもってのほか)
四 深呼吸

そして、ぷらりぷ〜らりと散策しつつ、この高度に体を慣らす。寝ない方がいいですね。

おもむろに装備確認して、出発。
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最初はこんなかんじ。(この写真も去年のです)

ここでね、調子こくんですよつい。傾斜もないし息も上がらないしで、楽勝じゃん?とか思う。

そこに、大きな罠があります。

どれだけ最初にペースを安定させるかで、この日の後半戦が大きく変わって来る。

まずは歩き出し10分くらいで休止。装備、特に靴ひもと腰ベルトの位置再確認。腹を締めず、骨盤に乗ってること。
水を一口飲む。深呼吸をする。やってやる気をエンジンに注入しない。

六合目から登山開始。
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混んでなきゃ混んでないで、ついハイペースになりがちだし、混んでたら混んでたで自分のペースがつかめない。
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上ばっかり見てるとついあそこまで、と焦るので、時には下を見て「へぇ〜ここまで来たかぁ」とか感心したり。
周りを見回せば、とつぜんどこからか雲がわいて来て、あっこれは降る!とか、あの遠さならまだ保ちそうだとかわかります。
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下が見えた、て喜んでたって、一瞬てこともあるからね。上ばかり見てると、何にも気がつかないで終わっちゃう。

さて。  ここで登り方案内です。
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ツアーの方々を見ていると、よく分かります。富士山の登り方。続けて一時間は歩きません。調子が良くても、ペースが乗って来ていても、いやそう言うときほど、慎重に休憩を入れます。
その長さ、短くて3分くらい〜10分。
ザックは下ろし、飲み物・行動食を軽く口にし、寄りかかったり座ったりはしますが、決して横にはならない。 

高山病になるのを恐れて、調子が良い間に登れるところまで登ってしまおう、とすると、かなり確実にあとで来ます。
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だいたいが空気がどんどん薄くなるなかで、こんな岩場が続くんだから、酸欠にならないはずがないでしょう。


なので、ここがポイントemoticon-0133-wait.gif
◎ 絶えず吐く呼吸を意識する。
◎ しばしば、深呼吸。
◎ 肩が凝らないように。ザックは腰にのせ、肩にぶら下がらないように調節。肩が凝ったら酸欠は近いです。
◎ その予防。アゴを緩める。肩回し、腕回し、脱力などを休憩の時に(私はさとう式リンパケアのキラパタ体操)
◎ 細やかな脱ぎ着。雨が降る、晴れて暑くなるなどに、早め早めに対応。
◎ そして、水分補給と行動食 水・アミノ酸系・クエン酸系・糖分など多様に。

富士山に関しては、山小屋=トイレはある(200円払うけど)。
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なので、トイレに行きたくなるのでは・・を恐れて水分を控えることは絶対に必要ありません。
また、山小屋ごとに食べ物・飲み物も売っているので、こちらも大量に持ち運ぶ必要はありません。
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要るのは、小銭よ小銭。 トイレだ水だ軽食だで、飛ぶように出て行く。

◎最後に、五苓散。
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これは、効きます。

もともと・二日酔い・車酔い・船酔いに始まり、胃が止まって水が溜り、吐き気や目眩い、頭痛に効く漢方です。
これが高山病の予防にも、かなりのチカラを発揮してくれます。


ただし、飲み方があって・・・・
◎ 歩き出し前に、予防で飲む
◎ ちょっと気分が悪い・くらっと来たと思ったら、すぐ追加する
◎ 一日三回という平常の飲み方に拘らない

以上の使い方を守れば、かなりの効果あり。


どんどん空気が薄くなる、ということは酸素が足らなくなってくるわけですから、手など末端の血管に血液が行き渡らない、脳にも行かない、増してや胃に行くはずがないのです。消化が止まり、水がちゃぷちゃぷ言う状態、「胃内停水」と言う状態になります。
この時点で、体内の水をうまく動かせれば、足も浮腫みにくいし汗もちゃんとかけるし、腎臓を始めとした臓器の負担も軽くなり、最終的には脳の浮腫にもなりにくいわけです。

このあたりを焦らず慎重に守れば、
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夕飯も食えるemoticon-0159-music.gif

夕飯が食えるのは、けっこう大きいですね。そして、ちゃんと寝る。

と言っても、ウナギではなくメザシの寝床のような山小屋のスペース。自由な寝返りは決して出来ません。
周りに遠慮して固くなり、呼吸も気にしているうちに、高山病になってしまうこともあります。

とにかく、頻繁な深呼吸! そして、手足・体幹部を固めないことです。

そうすれば、
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気の遠くなるような、だらだらした登りも乗り切って、山頂に立てるでしょう。


・・・・いやね、今回。
天気はネコの目のようだったのよ。

前日に雷予報は出てたけど、ツアーの方々も普通に決行。六合目の監視のおじちゃんたちも、この天気ならと止めなかった。
それが、霧になり雨になり、またぱぁっっと晴れたかと思うと遠くで雷鳴がし、「やばくないか」と心配になったら、
いかにも熟練のガイドさんが「稲光が見えないからまだ遠い」と教えてくれた。確かに、中部電力の雷情報を見ても、富士山の近辺に雷発生の情報は無かった。
そして、明けて次の日。頂上直下の悪天候と言ったら・・・・ストック付くより岩場に掴まって、這い上った方が楽だった。
あげく、準備の時に勘違いして「ザックカバー」だと信じて持って来た、ちっちゃな小袋から、うす〜い洋服のカタチのものが出て来た。
ザックずぶ濡れ。 てことは、中もずぶ濡れで、小分けにビニールに入れておいたもの以外はすべて濡れてどっしり。。。

まだまだ、用意が足らないですな。

機内モードにしても、携帯はどんどんバッテリーが無くなって、予備バッテリーもあっちうまに尽きて、写真は撮れないし。
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でもさ。

たとえぴっかぴかに晴れなくても、こんな景色が見れただけでも、すごくない?
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飛行機からか、ていうくらいの雲。
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この山のデカさ。高さ。 やはり、ケタが違います。

改めて、今年も登れて良かったな〜〜と思う次第。


あっそうそう、追加ですが、下りも息が切れないからって喜んでペース上げちゃダメですよ〜。

九合目くらいまでは本当に空気が薄いので、下山開始後すぐに高山病みたいな症状が出ることがあります。

頭痛とか目眩いとか、手の痺れとか。

これは間違いなく酸欠から来るものなので、いったん立ち止まって荷を降ろし、深呼吸をしましょう。
あとは、酸素の吸入を二三回するとか。そうすれば、わりに楽に治まります。

あとは、膝がガクガクしないようペースを保って、出発して来た五合目目指して降りるだけです。


さぁ、今年これから富士山に登ろうと思っている方。

参考になりましたでしょうか。

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<去年リタイアした四年生! 今年はガンバった!! おめでとうemoticon-0171-star.gif初登頂emoticon-0171-star.gif >


ではみなさま、Good Luckだなのよemoticon-0102-bigsmile.gif




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by degipochi | 2016-08-05 08:55 | 山登り | Comments(2)
行きずりの山にドラマ
お待たせしました。
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富士山攻略、中盤戦でございます。
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もうここは八合目、3000mの世界に入って来ております。
もはや引っ込みはつきません。

山小屋にむけて、もしくは山頂にむけて歩くのみ。雲は頭上でも目の高さでもなく、
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すぐそこの地面から。

積乱雲のようなのとかあや雲みたいなのとか、立体的に雲が立ち上がったり、するすると竜の頭のように降りて来たり、
あんなに気流に乗って自在に動き回るものだとは、初めて知りました。生き物だねありゃ。

そうかと思えば、突然山小屋横の斜面からくっきりと虹が立ち上がってみたり、日輪が出たり、舞台はめまぐるしく。
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快調にとばしてた先達が、その辺でちょっと困った顔して休憩してる。
息が切れかけ立ち止まってると、さっき抜いたおじちゃんが追いついて来て、「その手ぬぐい良いねぇ」と話しかける。
抜きつ抜かれつ。

なんだか、思い出すものがある・・・・・ この、抜いたと思った人がいつの間にか先に行ってる感じ。

夜の東北道。

いつの間にか、知らない道行き同士なのに、同志のような気分になって来る、あの感じ。
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面白いもんですよね〜。 やはり富士山も登山のドラマを持っている。

片やこの高度に関係なく、
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ランナーズハイならぬ、クライマーズハイ? な方も居り(知り合いです)。とにかく楽しいらしい。

高山病の不安さえなければ、自分ももっとはしゃいでみたいところだが、グッとこらえる。
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そう。 なにをそんなに恐れているかと言われれば、はっきりしているわけです。

「雲取山の悲劇」

5月に行った富士山の前哨戦、一泊二日の雲取山ではひでぇことになった。最初にちっと頑張りすぎてペースをあげすぎ、
道半ば、ちうより登りの1/3くらいのところで、ぱたっっっと歩けなくなった。
それからはまぁ気持ち悪いわ足は出ないわ、わずかな傾斜でも息が持たないわ、これが高所あたりちうやつかと。。。
みなさまお楽しみの昼食タイムでも、ひとり道ばたでばったり行き倒れて居るのをビデオに撮られており、
「遭難者の方がいま〜す」みたいになっておりました。
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(変な高さに月がある)

どこかが痛いとかだったら、そこが当たらない歩き方を考えるし、疲れたんだったら休めば回復する。
足が攣ったら押さえどころがあるし、水分や塩分の補給で復活するのも計算が立つ。

でもねぇ〜気持ちが悪いのは、どーーーーしよーーーもないですわ。
食べられないし飲めないし、休んでも立てば元通り、歩けば視界が暗くなる。血圧も下がってるんだよね。

で、あの時は、最終的に巻き道のエスケープルートを教えてもらい、リュックも持ってもらい、いっぽいっぽと
とにかく歩を進め、それでもダメで、、、て時に、神の啓示のように思いついた必殺・漢方薬「五苓散」でとつぜん回復した。
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(泊まるお宿のひとつ下、白雲荘)

あの時と富士山では高度が違う。1500m違う。 本気で具合が悪くなっちゃったら、ぜったい五苓散だって復活しない。

ちうことで、今回の富士山攻略にあたって私の編み出したのが、

「牛歩戦略」。

とにかく、息をあげない。 脈拍120くらいを上限に、とにかく心拍数をあげないこと。
高山病のスタートは、酸素不足。 吐くをメインの深呼吸を繰り返した。雲取山では、この深く吸うが出来なくなってた。
で、動いてみて逆算すると、一歩あるいて一歩休むと、ちょうど脈拍120くらいになる、とわかったのでそれを死守。
だれがどんなスピードで横を抜けていこうが、断じて影響されず、右・やすみ・左・やすみ・を繰り返す。
もともとが他人があきれるくらいのマイペースなので、こうと決まったら揺るぎない。
そのリズムが安定したら、息も切れず頭痛も目眩いも吐き気もなく、どこまでもあるける感じになって来た♪

この3200mの白雲荘あたりでは、だいぶ自分のペースを確立して、ぶっちぎりに早い先発隊と慎重な後部部隊の
ちょうど中間あたりで、これから登って来る仲間の写真を撮る余裕が出来ておりました。

その写真が、これ。
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ちょうと同じ頃、撮られてるおかあしゃんが、こちらを撮影したのがこれ。
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わかります? この、あっという間に出て来た、、、
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霧。


この間、二分あるかどうかだよ。

この万華鏡のような天気が、富士山なんですな。
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山小屋の上に、霧を裂くように光がはいる。
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それがみるみる広がって・・・・
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ほら、みてごらん♪
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先に宿に着いた仲間が、手を振ってるよ。

あそこまで登れば、もう今日はこれ以上歩かなくて済む。

と言いつつ、ここまで登って来た後発部隊は休憩を入れるので、私はひとりで先に出ました。

いっち にぃ〜〜 いっちっ にぃ〜〜 のペースは揺るぎなく。

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はい到着。本日のお宿、3250mの「元祖室」。


・・・・・・・・・・ 意外とイケんじゃねーか。


ちょっと自信をつけつつ、下を見下ろし、じりじりと上がって来る後発部隊(含むおかあしゃん)を待ち受ける。


おお、登ってくるわ登ってくるわ。
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・・・・・・・・・・・・・・?


ちっと人数が多くねーか?

おかあしゃんと、行きつけの居酒屋のにーちゃと、がっつり山男と、あとあの人とこの人と、、、、

でも、どうみても関係ない他の登山客と言うよりは、一団に見えるんだけど。
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夕方も近い、赤い富士山の斜面をバックに登って来る一団、その人数の不思議はこの後判明。
道ばたで伸びてる男の子と、そのおねーちゃんを拾ったからでありました。当然、子供がふたりでこんな高度まで来るはずもなく、お母さんが一緒だったんだけど、別行動になっちゃった、しかもお母さんの待つとわかってる、もっと上の山小屋まで到底もう歩けん、という一大事。
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もう夕暮れも近づいて気温もどんどん下がってくるこの時間に、とても置いておけるはずもなく、励ましながら
この山小屋まで、と連れて上がったて来たのだそうです。 とりあえずここまで来れば遭難ではない。
そう、夜にもなれば時に5度くらいまで下がる登山道。場合によっては命に関わります。山小屋はまさに命綱。
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とにかく、日が暮れる前に建物の中にはいれて、よかったね。おかえりなさい。
全山どこでも携帯が繋がる、今の富士山。お母さんとも無事に連絡が取れ、お母さん、山を舐めてはいけませんと
保護者代表が教育的指導をしたうえ、明日下山した母とこの辺で合流することになり一件落着。
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そして、あっというまに日が落ち、気温が下がっていく。
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今日はここで一泊です。 おつかれさまっした。
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初の富士登山、山小屋泊のAさんとBさんに聞きました。
「どうですか、登って来た感想は?」
「そーですねー いつもいつも出かければ雨とか嵐とか言われてましたからねー 晴れて感無量ですね」
「明日の山頂がまだわかりませんが、これなら楽勝でいけるんじゃないでしょうかね」
(プライバシー上、音声は加工してあります)

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そして、日が暮れる。

では、ちょっとだけ山小屋を紹介しておきましょう。
こちら元祖室は、たぶん標準的な富士山の山小屋と思われます。
トイレは外に併設してあり、使用料1回200円。水洗。紙は流してはいけません。便器横の箱に捨てます(??マジ)。
水は貴重です。なにより貴重です。見てご覧なさい、川もなし水場もなし、使える水は雨水だけです。
なので手洗いは3秒。洗顔、歯磨きはしないでください。風呂などもってのほか。そのまま寝ます。
寝床はこちら。↓
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ウナギの寝床、と申しますが、これはメザシの寝床でしょう。寝返りは高等技術です。
万床ではなかったがこの密度は変わりませんでした。緊急の避難客用に空けてある、ちうのは分かりますが〜・・・
このぎうぎう詰めが、高山病の一因ではないかい?と思う次第。
がっちり固まって横になってる間に血流も悪くなるし、そしたら心臓にも負担がかかる。水分摂るのに起きるのもはばかられる。そうこうしてるうちに、深夜症状が出て、そのまま悪化したちう人もけっこういました。
それよりゃ、あきらめてどこかによっかかってうつらうつらしてた方が、心肺機能には良い気がする。

そして夕飯。
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玄関はいってすぐの上がりがまち。=大広間。ちうか食堂。
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富士山定番、カレーライス。 実はけっこう食べられる。違う山小屋だと、これにハンバーグがトッピングだったりする。

で、ここまで普通だったのに、とつぜん「夕飯が食べられない自分」に気づく人も出て来る。

そう、高山病は風邪のようにさりげなくあなたの隣に来るのです。みたいな。
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明日の、朝食だか昼食だか、いつ食べても良いからというべんとーを頂き、本日の業務はすべて終了。
このべんとーの蓋に、なぜかマスクが付いているのだが、これが何のためか知るのは、まだ後のこととなる。

ちうことで。
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明日、晴れますように。


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by degipochi | 2015-08-08 02:39 | 山登り | Comments(0)
まだ八合目付近
同行のおかあしゃんが550枚も撮ったのと、私自身が今回が最初で最後、とがんばって撮りまくったのが悲劇のもと。
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ふたりの写真をあわせると、すべての山小屋の写真が網羅されているのであった。どんだけ余裕があるんだ(ほぼ無い)。
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ま、さすがに2790mの鎌岩館と2800mの富士一館の間は近過ぎると思ったのか、ろくな写真がない。省略。
そのかわり、2900mに出現する鳥居荘は、なにが気に入ったのかふたりとも妙に撮っている。
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なんだろうね、品物の並べ方かな。やる気を感じたんでしょうかね。今となってはよく分からない。
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国際色豊かで面白かったのは、間違いない。フランス語、ドイツ語、英語が飛び交うふしぎな小道となっている。
日本人の方が多いはずなのに、日本語が聞こえてる記憶がない。
あれですかね、国民性としておとなしいんですかね? もしくはすでに喋る余裕がないのか。
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霧なんだか霧雨なんだかわからない細かい雨が上がり、雲が動き出す。
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とたんに山肌が浮かび上がる。
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下から上見りゃ、そこそこ人も多くて混雑しているように見えるけど、
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上から今来た道を見返せば、なんとまあ人の小さく見えること。木に登るちっちゃい昆虫みたい。

このでかい山から見れば、どんなに人がいたってありの行列みたいなものなのかな、と思う。

そう言えば、世界遺産登録の時に、ずいぶん「富士山は汚れている」「臭いしゴミだらけでとても登録などされない」と
問題になっていて、清掃登山なども活発に行われたと記憶しているけれど、さすがにその甲斐があったのか、
登山道にもそのロープの向こうにもゴミは落ちておらず、し尿くさくもなく、ずいぶん頑張ったんだなぁと感心した。
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いや、これは富士山がと言っては言い切り過ぎなのかもしれないので、「今日の見える範囲の富士山は」てことですね。

それよりも足元にひそっと花が咲き、
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その色がびっくりするくらい鮮やかだったり可憐だったりすることが、発見でした。
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すぐそこにもささやかなドラマあり。

そしてつぎの山小屋。東洋館。
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ここは建て直して綺麗です。個室もあるとか。ただ、人気で受付初日には埋まってしまうとのこと。そりゃそうだろう。
しかし、この時点ではまだ、「個室がある」という貴重さは、ピンと来ておらず。このあと身を以て思い知ることになるのであります・・・・ 富士山の山小屋は特殊だった。

ちまたでは、山小屋過剰論も見受けられますが、まあたしかに数は多いとは思う。
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でも、山に、というよりはこの高所に慣れない登山客にとっては、100mごとに現れる休憩ポイントはまことに重要。
ここを目指し、一息ついて次の山小屋を目指す、という登り方でペースを作っていくのも、一つのやり方ではなかろうか。

でなきゃ、目指す小屋に着かないかも、という焦りでハイペースになり、あっという間に高山病ということになりかねない。
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と言ってるうちに、無事に八合目に到達。
あら、では泊まる宿も、もうその辺だなの?と気を緩めたら、八合目には「八合目」と「元八合目」と「八合五勺」がある、と言う??。その標高差、実に380m。
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あなた、380mちうたら、高尾山の駅と山頂くらいあるでないの。

がっくり。


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そう、すでにだいぶ疲れは出ているのであります。なんせ空気が薄くなって来てる。
ふつうだったらサクサク登っていける岩場や段差に、けっこう息が切れます。
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すぐ横に、下りの登山道を使ってのブル道があり、あいつに乗っかりゃ一歩も歩かずに頂上行くんだな、などと
ヨコシマな考えがちらと心をかすめないこともなく。

それでも、いったん山小屋前のベンチで一息入れれば、もちっと登るか、て気が起きてきます。
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晴れるに従って見事な富士山の輪郭が浮かび上がって来るし。
これも稜線、というのか?
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蓬莱亀岩、の石碑。
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たしかにカメっぽい。 一枚岩なのかな。エアーズロックみたいな。などと話しつつ、通り過ぎる。

そう、このあたりからいよいよ景色が特殊な感じになってまいります。
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雨が上がれば雲が立ち上り、
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それが摩訶不思議な光を生み出す。

では次回、いよいよ山頂まで〜  もう寝ます。



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by degipochi | 2015-08-07 01:20 | 山登り | Comments(1)
富士登山 五合目から八合目
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登ればたしかに日本一の絶景が待っている富士山ですが、

登り口はごくごくふつうの感じです。
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奥多摩か秩父の山と変わりない。そして、なぜか車道でもある(パトロール専用)。
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ここなんか岩で足元でっこぼこなのに、実にすらすらと走っていきます。その技術まさに神業だが、プロにとっては日常。

でもって、存外花がね。咲いているだなのよ。 
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これがまた綺麗な色なんだな。
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ちょっと親しみがわいて来た頃に、六合目到着。
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そしたら、まずここでいきなり雲が晴れて青空が広がった。

幸先よし♪
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はしゃぐ人々。 

だって、二日前までは台風12号が日本海側にかかる、低気圧の影響で天候は望めないと言われ、台風が急速にしぼんで低気圧になり、これはイケルかもっと意気込んだら、今度は、まだ低気圧の影響があってまずずっと雨。下手したら雷が鳴るかも。
「もし雷が鳴ったら、とにかく命からがらで一番近くの山小屋に飛び込んでください」みたいな話だったんだから。
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行けるときに行けっ みたいな気分になるでしょう。

しかし。 ここが落とし穴になるのですよ。お分かりと思うけど。
最初の方の登りこそ、だるだるとなだらかで馬なんかも歩いてて、観光気分が濃厚だけど、ここの標高
2390m

すでに体質的に弱い人は高山病になってもおかしくない高度であります。ここを忘れては行けない。もとい、いけない。
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スローペースをモットーに、登山開始。 ちっとはストレッチもした。(伸びた気はしない)。

いま登って来たところを上から見下ろすと、
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なんかふつうの山登りと、景色がぜんぜん違う。自然と人工物が混ざりあう、不思議に無機質な景観。

しばらくして上を見る。
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おぉ、もう山小屋が見えて来ているじゃありませんか、などと喜んではいけない。ヌカである。

なぜと言うに、このあと山小屋は七合目から頂上直下まで、延々と間隔を置いて出現する。今見えてるのは、最初の一軒。
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だんだん岩登り的な要素が入ってまいりまして。
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まず到着いたしましたのが、花小屋。2700m。
知らぬ間に300はあがってきてるんだね〜。ここまでは楽勝。
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そして、上がって来る方も多い。時に渋滞する。いつも登っている人から見れば、これって大湧谷の噴火の影響とか、世界遺産登録されて車両規制とか強まったからとか、台風の直後だからとか、いろいろあってずいぶん少ないらしいんだけど。
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苦手で足が前に出ない人も居るようではありますが、基本、岩場登りは楽しいです。
ちゃんとロープも張ってあって、道迷いもほぼあり得ないし、よく足場も整備されているし。「落石」はほぼない。
ただ、ロープや鎖自体はなんちゃってなので、体重をあずけないように。グラグラします。
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2720m、日の出館到着。 あれったった20m差??

見下ろせば、下の宿はあんなにちっちゃいのに
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登ってく道はこんなに急なのに、
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なんかちっとおかしい気がするんだけど・・・・ まぁ他に信じるデータがないんだから仕方ない。

さらに20m上の七合目トモエ館。

すでにここで売っているものは、ふつーの
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ここにしか無いですっ的な名物のクリームパンなどに加えて、
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だいぶお高めな充実した品揃えに、
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これ。酸素。

飛ぶように、ではないけれどだいぶ売れてた。このあと、高度を上げるに従って、あちこちに座り込んで
酸素を補給している人たちの姿が増えていく。 
付け焼き刃なのか、即効性ありなのか、濃度もいまひとつ分からないので不明。

そうそう、クリームパンも団体さんが到着したとたんに売り切れました。集団の意思と言うのはすさまじい。
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さて、ここで一息入れまして次を目指します。
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ぞろぞろ、ぞろぞろ。
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とにかく、ゆっくり。焦った人からばてていく、そんなエリアに突入しております。
息が切れたら休む。息があがったらもうヤバい。

あと、水分補給と塩分補給と行動食をこまめにこまめに・・・・ 

だいじょうぶです、水もオヤツも塩分も、折々の山小屋で十分提供しております。
水 500ml 500円 クリームパン(たしか)300円 おにぎり300円 マカデミアナッツ400円??

これが惜しけりゃ下から担いでくるんですな。 

ちなみに、トイレも1回200円。この寄付金のおかげでそこそこ綺麗なトイレを使えるんだから、文句は言えません。

トイレに行くのが惜しくて水分摂らない、なんていうのはぜったい有っちゃいけませんですね。
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服装もね、ばらっばらなんです。

基本的に日本人はまじめ。ちゃんとそれなりの大きさのリュックを背負い、帽子・ストック・登山靴完備、
ゴアテックスに雨用スパッツ・リュックカバーまで装着して登っている人が多いす。

かたや、
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ヨーロッパ系の方々。 だいたいは目立たない服装(要するにちゃんとした)なんだけど、中には海辺に居たのに突然、
「そうだっ富士山に行こうっ」て思い立ったのか? て言うみたいなとんでもねぇラフなかっこの人がいる。
超短パン。ランニングシューズ。タンクトップ。弁当さえ入ってなかろうと言うリュック。ストック・杖なしの手ぶら。

ここは代々木公園か。と心で叫びつつ、構ってられないのでそれぞれの道を行く。
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ほら、また霧が出て来た。そうなると雨も降るし急に気温も下がる。10度以上違うぞ。

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そして、ようやく出て来た山頂までの距離。3.4km。


273分???

四時間半っすか・・・・???



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当然、つづく。

by degipochi | 2015-08-06 18:41 | 山登り | Comments(1)
見てるだけではあきたらず
この年になるまでなんでやらなかったのか?と言われたら、覚悟が決まらなかっただけと言うしかない。

日本一高い山に登ってきました。
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え、なんですって? どんなジョーク?

て思う方も多いでしょう。 マジです。 富士山に登ってきました。
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雲取山で「高所あたり」してぶっ倒れた経験を最大限に生かしまして、
睡眠取る・水分摂る・行動食とる・あせらない・息上げない・脈あげない・深呼吸
をモットーに、丁寧に丁寧に丁寧に、エベレストか月の上でも歩いてるようにカメペースで登り続け、
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ついに、多分一生行けないだろうと思ってた、山頂にたどり着くことが出来ました。

八合目の宿で出たカレーが旨かった。
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この夕飯のカレーが食えた時点で、「山頂いけるっ」と思えたくらい、登りには自信がなかったす。

かつて2450mの立山室堂で、あえなくぷち高山病で寝込んだにが〜い記憶があるもんだから、
目眩い・動悸・頭痛・吐き気・ふらつきがいつ来るかいつ来るかと、ず〜〜っと気が気じゃなかった。

いやーーー、登れるもんなんだね。 まだ実感してない。ほんとに登ったんかね。
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富士山が犬禁かどうか以前に、高度が高すぎて、連れてっちゃダメだろうとひめポチコンビはお留守番。

キラキラしたお目々で出迎えてくれたのは若人だけ・・・・方やこっちをまっすぐ見もしない。

だってあなた、富士山のお土産って、なによ。「富士山に行ってきました」か? 拾っちゃ行けない火山の石か?

はたまた、一本500円の山頂のペットボトルか。

マリちゃん、富士山のお土産ってなかなかむずかしいんだよ。




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一日経った今頃、眠くて眠くて・・・・ 休ませていただきますZzz・・・・・

by degipochi | 2015-07-30 23:53 | 山登り | Comments(6)
下りにもドラマが有り
頂上を極めるまでが山登りではない。



そう、 汗をしたたらせながら無心に登り、

ピークを踏んだ後、心穏やかに振り返るとその降りてゆく道に、


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茶屋が有る。

「茶屋なくて、なんの山登り」とまで言う者も居る。
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どんな長い道のりもそこに茶屋が有り、湯気を立てる食べ物が有ると信じれば頑張れる、と。
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それは、よこしまな考えであろうか。
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よこしまでしょうな。

茶屋が大事すぎて、その間の景色をぜんぜん見てない、なんてこともありますからね。

展望台然り、東屋然り、しまいには木のベンチ然り。次の休憩場所に向かってただもうダッシュ。

だったら山じゃなくていいじゃねーか、ということで。
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そのエネルギーには頭が下がるが。

要は、そのどん欲な意欲ならぬ胃欲がね・・・・  だって次の茶屋がどこにあるのか(そもそもこの山に有るのか)、地図もガイドブックもないのに、よく知ってるもんだなと思って。
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ここに山登りの醍醐味あり。 

高尾山山頂直下、やまびこ茶屋。 テラス席と言うが屋根も壁も有るので、実質店内ワン可。
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意外なとこにワン可があるもんだ、ということで。
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さて、一休みしたら下山にかかります。
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どうしたんだ、というくらい奇麗な個室みたいなトイレで準備整え、登りとは違う四号路を行きます。
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下りにはこの道は良かった。稲荷山コースほどつるつるしてない。
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木漏れ日の中、いわゆる森林浴をしながらゆる〜と下って行く気分の良い道。
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新緑と言うには遅いけど、それでも緑の色が爽やか。
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ひめポチもたいそう機嫌良く、前に前に♪ むしろリード持ってるおかあしゃんの方が引っ張られとる。
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分岐点で一服していたグループの方に、「どっちが散歩されてるの〜(笑)」と声かけられたり。
そりゃ本気で走ったり歩いたりしたら、犬の方が早いですって。

吊り橋到着。
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しっかりした橋だけど、やはりちゃんと揺れます。 見ただけでも渡らない犬もいますが、
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この方は問題なく。そう言えば救助犬の訓練で、はしご渡りとかやったな〜と思い出しました。
あの時会得した高所渡り、障害物乗り越えなどの技術は、すべてその後「あくたれ」に活用されました。

クンレン失敗。


あ、そうこうしてるうちに
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浄心門に着きました。 山頂と登山口の真ん中、ケーブルとかリフトで来られるあたり。
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立派です。 やはり由緒ある山だなと思うひと時。
そして、
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こんなものも有るあたり、不思議なんだよな。  ↓これとか。
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あとさる園とか、ビアガーデンとか、ちょっと小洒落た土産物屋とか。
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なんか聖俗まざった不思議な空間になっとります。
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だから、この胃欲満々な世俗の垢を全身に纏った方も、
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そりゃはしゃぐ訳で。

寄るか。 お前は今日、山登りが目的でここに来てるんだ。
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いちいちソフトの看板見るたんびに寄ってたら、帰る頃には朝より太っとるわ。

それが、高尾山のヤバいとこですな。 腹減った時に胃袋を満たすところがいっぱいある。 ありすぎる。
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眺めのいいとこで一枚写真撮って、とっとと退散。

このまま一号路を歩いて降りようかと思ったが、そうだリフトって乗ったことなかったと言うことになり、
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また歩く方は出直すことにして安直に帰途につきました。

当然、犬は抱っこで可。 なんか後ろの方とか・・・・ 笑ってる気がする(汗)。
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リフトって、なにか入れ物が必要なケーブルより、ゆるいよね。

見晴らしよく、気持ちがよろしい。 そして意外に長い。
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で、見晴らしの割に高度感は無し。 万が一落ちても、怪我しないなちう高さ。
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寝とる。 ベンチとは違うんだが・・・・ 揺れてるのはあまり気にならないらしい。
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前に、どこかのリフトでわーわー騒ぎだして、あら高いところが苦手になったのかしらと思ったら、
風が寒かった、ちうことがあった。 寒さに対しての許容範囲は犬にあるまじき狭さである。
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はい、ふもと着。

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途中、いまどき珍しい、写真係のおっちゃんが居て写真を撮り、降りるともう出来上がっている。
あれ、逃げも隠れも出来ないから、言うなれば強制的に撮られるけど、買うひとってどれだけ居るのかな。

そして、居並ぶ土産物屋の間を帰る。
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諦めない犬が一匹・・・・・・

リフトで疲れて寝てたと言うのは、ただの充電だったらしい。
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そりゃ、土産物屋だもの、入り口とか壁が無いだけだ。welcomeと信じられるおまえは、立派だよ。
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これにて高尾山ハイキング、終了〜♪




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帰りは正体無し。お疲れさまでしたなのよ〜♪

by degipochi | 2015-06-20 02:56 | 山登り | Comments(4)
高尾山を攻略する
こんなところに来ております。
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どこぞの郊外の可へに来たのかと思ったら、
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山であったなのよ。
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あらずいぶんちう車場から遠い可へだなのね、地図まであるだなのと思ったら、ほんとに山登りであった。

とちう、どんどんお店が出現するから、マリちゃん的にはそこでもいいとゴネたんだが誰も聞かず。
だって、そんなあなた、山ちうもんが近くにあるとは信じられないでしょうが。
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まさかネリマから一時間もかからずに、山に登りに来れるとは、マリちゃん思わなかったなのよね。
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しかし、ほんとに山であった。しかもちょー有名な山。

孝雄さんですって。


え? ちがう?



あ、 高尾山。

いいじゃないの、痔が違ったくらい・・・・ あら、今もなにか有ったわね(ほんとにこの字が筆頭で変換だった・・・汗)。
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とりあえず、この超有名な高尾山に登ることになりました。コースは表参道ともいう一号路ではなく、「稲荷山コース」。

お稲荷さんが祀ってあるから「稲荷山コース」なんでしょうな。
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ケーブルとかで頂上まで行ったことしかない、東京のもっとも身近な名山、高尾山。
JRと京王電鉄の駅からもめちゃめちゃ近く、ほとんど坂道の公園感覚で訪れがちですが、一号路でないルートを選ぶと、意外にちゃんとした山道だよと言われました。

登り始め、いきなり長い階段で、
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ペースの合わない即席チーム、先導車の足に後続車がつっこみ、早くも事故。

なにしてんだか。
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つまらぬ巻き込み事故は、大事故の危険が有ります。 少し間を空けて歩くように。

そして、一時間半の稲荷山コースはスタートしたのであります。

日常の散歩では、三歩と言われ、陸ガメと言われ、ドナドナド〜ナ〜と歌われ、悪意が有るのかと思うくらい
引きずってでも前に進まない、歩くの嫌いなあくたれ犬が、
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山ではまぁ歩く。

ペースが上がらなかったのは最初だけ。
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ウォーミングアップが進むにつれ、なんだかどんどん溌溂として参りまして、
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休憩すれば笑顔は極上、
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歩いていても笑顔は極上、
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このなかなかに岩場っぽい斜面を、それはそれは(誰が見ても)意欲的に
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敏捷にこなしていくのでありました。

やはり、猟犬だなと。
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こんな犬っぽい前向きな姿勢、都会に居てはぜったいに見られないぞ。
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途中に有った展望台からの見晴らしもなかなか良く。
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花も・・・・・ あんまり咲いてなかったな。

ここ稲荷山コースというのは、ずっと稜線を歩く日なた道、ということだったんだけど、前日の夜に降り続いた雨のせいでかなりぬかるんでおりました。

粘土質の地面が、意外に滑るんだよね。

私もつまらぬところで転びました。まぁ見事にばったり。
どこも怪我しなかったが、粘土な土がべったり魚拓みたいにくっついて、誰が見ても「ヒドく転びました」風。
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ほら、このへんの土の感じ。 つるっつるしてるの分かるでしょう?

雨上がりにお越しの方、意外にすべるのでお気をつけ下さいませなのよ。
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もう一息じゃい。

基本的に、高尾山というのは犬に寛容で、ケーブルは入れ物が有れば乗れるしリフトもオッケー。
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頂上の茶屋には、犬が店内可の店も有るときた。

すれ違う登山者のみなさんも、基本的にはフレンドリーですな。
ただ、「ワンちゃんここまで来れるの? すごいねぇ」的な意見多数。
いや〜この犬が日頃カメなのは置いていて、小さくとも猟犬がこの山を登るのは、なんも難儀では無いでしょう。
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3キロちょっとのそこそこアップダウンもある山道。進むに従ってどんどん元気になって行き、
最後の頂上への坂道、引っ張られて遂に息の上がったおかあしゃんを差し置いて、
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先行する仲間に向けて、一目散。

犬ってすごいねぇ。日頃歩いてなくてもこの馬力。 毎日、ちゃんと歩いている犬は、どんだけ走れるだろう。


・・・・人間は、そんなスピードで階段駆け上がれません。肉離れます。


はい、登頂。
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はい、脱線。
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ひめポチ、その店じゃない。 ワンちゃん可のお茶屋さんは別の店です。

ちうことで、後半に続く。



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ちょっとヒートなサラっぴは、おうちでお留守番です。出番ないでち。。。(涙)

by degipochi | 2015-06-19 02:22 | 山登り | Comments(2)
雲取山は遠かった 1
礼文島だの早池峰だの、山を歩くのは結構好きで、マリちゃん連れてもずいぶん出かけたもんでした。

浅間尾根に秋田駒の途中まで、村上山に石割山(あの犬、山は歩く)。

それが震災以来、うちのゴタゴタもあってどこにも登っちゃいない。もう4年か。
これではいかん、チャンスが無いからとどこにも行かないうちに、靴が崩壊してしまうと内心焦ってたら、
「富士山行きませんか」 と話が来ました。
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「その前に、足慣らしで雲取山に行きませんか」

その話、乗った??  雲取山は長い事行きたいな〜行きたいなと思ってた山でした。ただ、取り付きが長いんで、一泊二日は覚悟、誰か一緒に行ってくれないと不安だな、ちう山でした。

標高差1400m。登山口から山頂までの総歩行距離10キロ。標準歩行時間5時間半。
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どれも、数年ろくすっぽ歩いてない人間にとってはなかなかなんだよな。。。。。
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しかして、私はトライしてみたわけです。おかあしゃんを道連れに騙し、マリちゃん達を預けて(山小屋犬禁)。

そして、バテた。
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けっこういろいろと参考になるかなと思うんで、細かく書きますが・・・・

最初飛ばしちゃダメだっちうのが、人に言ってたけど、自分で身に沁みた。足に来て胃に来た。
もうこれ以上は登れない〜(気持ちわるくて)と座り込んだところで、もひとつピークがあるんですよねと指差されたのが、
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で、その向こう側に山頂があって〜 そこから急坂を下ると、本日宿泊予定の山荘だっちうので。

いや、無理っすemoticon-0107-sweating.gif


ここから巻き道に迂回して、宿にたどり着いたのもドラマチックでございました。

いや〜秩父の山はでかいわ。あんなにいつまでも登り登り登りだとは思わなかった。
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どうにかたどりついた、雲取山荘。

いろいろ学んだ事がありましたんで、リポートとして書く事にいたします。
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大変ではありましたが、山小屋は快適だったし料理もうまかった。
雲が切れれば絶景の東京夜景が見渡せ、日が昇れば富士山から南アルプス、八ヶ岳まで一望。
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かわいいお友達にも遭いました。牡丹ちゃん。テント泊でしょうか。
とってもいい子で、写真が嫌いというお話でしたが、富士山バックに、ばっちり良い笑顔です。
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まあなんせ、よくここ登ったなちう感心とともに振り返っている次第です。
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では、のちほどまた詳しく。



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by degipochi | 2015-05-07 08:56 | 山登り | Comments(2)
三年半ぶりの森林公園
そう、たぶん三年半ぶりの・・・・
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でかいなこの写真。

震災前に行ったきり。。。?だと思うんだけど、武蔵丘陵森林公園。
救助犬の訓練が訳あってお流れになり、そのあと行った服従訓練のとっかかりと、やっぱり山でしょうと小手調べで行った森林公園、そんなひめポチやる気満々な場面すべてが震災以降吹っ飛び、あげくウチ自体のゴタゴタもあって三年半経っちゃった。

あっちう間。
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犬にとってみれば、三年半は長い。 すっかり体もナマッちゃっただろうし、年も重ねたし。

日頃はリクガメと言われるくらい動かない大御所が、果たしてどんだけ動くもんかと連れて来てみれば、

人間の方が張り切りすぎてて、開園三十分前に着いてしまいまして。。。
そう、何時に開くのかさえすっかり忘れてたってことで。

それでも、ぽつりぽつりと到着するワン連れの方々。やはりこの公園は、ドッグランその他の充実振りで、人気スポットなのである。そのワン連れの方たちの使うアスファルトルートを避け、自然探索路を行けば、
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公園内とは言えぬほど、そこそこ季節感たっぷりの平坦な山道が続く。
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あら、ひめポチさんちょっと元気でありませんこと?

やっぱりアスファルトの上を歩くのとは生き生き度が違うようで。

途中一カ所、かなりいい感じのアップダウンがあるので訓練で言うところの「招呼」してみる。
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木漏れ日と落ち葉と犬の色が保護色になっちゃってよく分かんないけど・・・・

階段の上3/1くらいのとこにサラっぴが居て、下1/3くらいのとこにひめポチが居るんです。
どちらもよう走っております。

やはり、犬には自然が必要だ。実感。

そして、人気スポットのドッグランに向かう。
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この日の森林公園はよく冷え込んでおりまして、午前中はまだ霜が降りていました。

当然、この犬は座れと言っても座らない。
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ぜったい。

だってあなた、また「痔」になったらどうしてくれるだなのよ。

まぁ一理はあるので、無理強いはしないことに。 そして、そのままの勢いで、
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売店に突入しようとして阻止される。

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知ってるよ? 確かに、ワンちゃんオヤツいっぱい売ってる。だけど、あなたが店内に乱入したら、もう営業どころじゃないでしょう。

なので、
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外でお待ちくださいませ。

さて、この後、これまた久しぶりのドッグランにお邪魔するんでありますが、
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これがなかなか感動的な写真とか、動画など撮れましたんで、たっぷりと次回お届けしたいと思う次第であります。

まぁ言うなれば、「クララが立った」みたいな。


こちらひとポチよろしく。
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幸せなんだろうけどヒドい顔だ・・・??

by degipochi | 2014-12-10 02:17 | 山登り | Comments(0)
日刊マリちゃん新聞  マジかよ第一回
雪国、または今年に限ってドカ雪で、車での通勤・通学もままならぬ地方にお住まいの皆様、いかがお過ごしでしょうか。
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こちらひめポチ地方・・・・より50㌔ほど離れた森林公園は、ご覧のように雲一つない快晴です。emoticon-0157-sun.gifあったけーです。

こんにちは、当犬達になんの断りも事前相談もなく今日始まった、日刊マリちゃん新聞。主筆のマリちゃんと弟子サラっぴでち。

まずは、虎ぴ~ママさんから情報を頂いた、都心での譲渡会のお知らせから。

emoticon-0171-star.gif ONE!WAN!ワンダフルin Reflex emoticon-0171-star.gif  
~ ひとつのいのち ずっと家族 ~
1月29日(土) 10:00~16:00
場所:ペットニュートリション巣鴨本店

一頭でも多くの、ワンのお友達が新しい家族に巡り会いますように。微力ながらマリちゃん達も応援しております。
近く、家族にワンを迎えたいとお考えの方。ちょっくら覗きに行かれたらいかがでございましょう。いい子、います。


さて、続きまして、春の便り。
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もうこちらでは、こんな花が咲いております。 いい匂いでしてよ。

え? 花の名前? いや知らないしマリちゃん。いいじゃないなのよ。(ねーちゃねーちゃ、スイセン言うでちて。サラっぴ調べたでち)

・・・・・・・・・・・スイセンが咲いてますだなのよ。

あと、この花もいっぱい咲いてます。 これだったら、マリちゃんも知っててよ。
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ちうリップ。 これが咲いたら、春だなのよ。 でも、それにしても早すぎないか? ちと、ナゾ。

で、ちうリップのむこうにチラ見してる、とんがり帽子が何かっちうたらこれです。
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森林公園の生息キャラなのか? 年齢不詳のあんまりちっちゃくない小人の方々。 ウッドチップで釣りしてたり、自由です。

また、この日は、こんなイベントも開催されておりました。
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デュアスロン。水泳・自転車・マラソンのトライアスロンから、水泳を引いたレース。そりゃそうだ、森林公園で水泳なんちったら、
じゃぶじゃぶ池か、お世辞にも透明とは言えぬ、水深もわからん沼しかないし。却ってスリリングだし。

汗だく、息を切らして参加された方も、熱のこもった応援をされ続けた方も、みんな充実した顔をして、良いイベントでした。
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レースは近くで見るに限る。 
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熱気と応援を子守歌に、あったか日差しに寝るに限る。  ただし。
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よほど用心しないと、ハンモックは寝返り打ったときに落ちますぜ。

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明日は休刊かもしれぬ「日刊マリちゃん新聞」、本日創刊♪   ただの無謀。

by degipochi | 2011-01-27 00:46 | 山登り | Comments(6)