ジステンパーの疑い
リポート 第2弾

9月23日 AM2:30 段ボールハウスの中で、怯えて騒ぎだす。手を入れると静まる。
AM4:30ふたたび騒ぐ。
AM6:00 これまで飛び出しそうで飛び出さなかった段ボールからものすごい勢いで飛び出して来る。頭が熱く手足が冷たい。
AM8:00 食後、いきなり痙攣、泡を吹く。その後、ドタバタと暴れ、静まり、ぐったり動かなくなる。
おかあしゃんからの連絡を受け、M病院ともう一軒の24時間対応してくれる、マリちゃんのカビを治療した病院(A病院とする)、いずれか連絡の付いた方に緊急搬送することに。祝日でM病院は休診、A病院へ。

熱、39.3℃。子犬なら平熱に近い。ただ、ぐったりしており動かない。
泡を吹き痙攣したこと、ワクチンがまだであり、感染症でなければいいがと聞くと、疑わしいと言う。
念のため肺のレントゲンを撮ると、両肺ともほぼ白く、誤飲による肺炎は考えられない。吐いたのは白い泡だけで胃液ではなく、下痢もしていないが、レントゲン上では腸内の便が固まっていないのが見え、下痢はこれからだろうと言う。
ワクチンがまだだと言うこと、コクシジウムで体力=免疫力が低下していること、肺が真っ白だと言うことを考えると、最悪ジステンパーの疑いがないとは言いきれない。ジステンパーの簡易検査を行うが、この時点では陰性。
ともあれ、咳はないものの呼吸も荒いので、一時入院して酸素室に入れ、皮下注射で栄養を補液しつつネブライザーで吸入することに。
ただ、なぜ熱が出ないのか。これから出るのか。また、万が一ジステンパーとしたら感染経路はどこなのか。
未解決の疑問を抱えつつ、帰宅。
夕刻、ふたたびお見舞いに。昼食は食べたという。軽い下痢、丸まって寝ており、反応なく、そのまま帰宅する。

9月24日 朝、痙攣があり、泡を吹く。 その度に抗痙攣薬で押さえつつ、ジステンパーの疑いがあると言うことで治療継続。
夕刻、見舞いに行くと見る影もなくやつれて触っただけで痙攣、硬直が起こる。下痢も頻繁で洗ってもらったらしいが全身糞まみれ。このままではたとえ治っても高次機能障害が残るだろうと。

ところが・・・・・・・。
by degipochi | 2009-09-29 11:00 | ミニラの保育


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