あれから、二年。
今、2時46分の黙祷が終わりました。あれから、もう二年。まだ二年。
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この二年を思い出しつつ、書いております。 何度も足を運び、被災した各地の変わっていく様、変わらない様を目にしつつ、
この半年以上は、ほぼ関わることができずに地団駄踏んでおりました。もう二年、経っちゃったんですね。

最後に訪れたのは、2012年10月。きっと、再建されるために壊された建物や新しい道路、新たな仕事を始めた方もいるでしょう。
なので、この写真がすべて、「今」を映しているとは言い切れませんが、ほんとの「今」がそんなに先に進んでるとも言えないので、
参考になるかな程度に見ておいていただければ、まぁいいかなと。
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2011年6月に、わずかな時間でもと、名足(なたり)の浜でボランティアに励んだあの建物を、もう一度訪れてみました。
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静まりかえったかつての集落。 あの建物は今も、誰にも尋ねられることも無いまま、無人の浜辺に建ちつくしているでしょう。
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去年の10月にようやく多くの建物が取り壊されつつあった、陸前高田。一度も使われなかった野球場はそのままそこにあるでしょう。

二年経っても、きっと変わらない光景が広がっているところはあちこちにあるでしょう。

でも、たとえば南三陸町で、
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タコをデザインした多幸鎮(たこちん)は、ゆるキャラコンテストに出場したり合格祈願の絵馬になったり、積極的に働いているし
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街の中には、かつて店があった場所を教える切り絵の立て看板があったり
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きっぱりと決意が書いてあったり(歌津)。


さて、ここからは各地のご紹介(あくまでも、去年の10月ね)とさせていただきましょう。
マリちゃん達が訪れたとこばかりなんで、ちょっと偏りがあるかも知れませんが、まぁお付き合い下さい。
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町全体が被害に遭ったと言っても過言ではない越喜来(おきらい)。
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流されてしまった「まるごと三陸体験館」をふたたび立ち上げようと、熊谷さんのお手伝いに食器を届けたりしました。
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何ものにも負けずに、またここで仕事をしていこうという覚悟は、爽やかなくらいです。
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さんりく駅。 ここは津波の被害を受けず、無事でした。海の直近にある小学校は、「津波は地震から一分で来る」と日頃教育され、
揺れたらこの坂上の駅まで全力で逃げるよう、避難訓練も毎年怠らなかったそうです。小学校は訪問時ちょうど取り壊し中でした。

さらに駆け足で紹介。気仙沼帆布で出来ている、バッグです。 何度も寄らせて貰ってますが、そのたびに収穫有り。
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気仙沼に訪れるボランティアの方々や研究者の方など、いろいろな方の癒し所ともなっております。サービスの珈琲、美味。
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特注でいろんな要望にも応えてくれる、軽くて丈夫なバッグです。気仙沼にお立ち寄りの際は、ぜひ。

陸前高田では、障害を抱えた若者を支えつつ、喫茶店をオープンする方たちのお手伝い。
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コンテナを使っての喫茶コーナーです。気候が良ければいいけど、冬・真夏はどうするのであろうか・・・・
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苦労されてると思います。こうやって縫いぐるみみたいな犬をぎぅと抱っこしたとき、気持ちが弛むのでしょう、表情が緩みます。

一気に北に行きまして、田野畑村の道の駅、「思惟大橋」。 
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この場所自体は高台にあるので、まったく被害はありませんが、羅賀・島越と集落は被害甚大でした。
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道の駅名物、辛みそ「マキハラ」。豆腐だろうがチャーハンだろうが野菜だろうが、何にでも合う絶品ミソだれです。ここで作ってます。

いっぱい買ってきてあるんで、もし欲しい方おられましたら、ご一報下さい。お譲りいたしましょう。

そして、田老。
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たろちゃんハウスの前身、たろちゃんテントからのお付き合いとなります。津田写真館さんからは、絵はがきの紹介。
宮古などではけっこう紹介されている、田老の震災前後を撮った写真集です。
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田老は、町再興の青写真が出来てきたところ、ということで詳しく教えて貰いました。しかし、人口の流失が激しく、
計画通りに行くのか、いまだ不明なようです。もし計画通りに行けば、さらに高い堤防に守られた城壁の町になるのでしょう。
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ごぞんじドンコ丼の、善助屋食堂の赤沼さん。
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ダシとして使った煮干しなどを再利用した、ワンおやつを作ろうと共同開発(そんな大層なものか?)しつつあります。

最後に、一番親交の深い山田のおばちゃんですが、凍結路で転倒して、入院しておられましたが、3月11日を前にして
入院なんかしてらんね、と言って退院して来ちゃったそうです。この日が命日の親戚もいっぱい居るから、と。
そりゃそうだろうが、無理しないでよねおばちゃん。 完全に治さなかったら、あとが大変だよ~。

てことで。 駆け足でご紹介させていただきました。
そう、あれからもう5ヶ月くらい経っちゃったんだな。。。。 でもきっと、冬の間はあんまり劇的な進展は無いと思うんだよね。

さて、こうやってご紹介しましたからには。 ひめポチ家、始動いたします。でないと月日だけどんどん経ってっちゃう。

またどんどん記事にして参りますので、改めてよろしくお願いいたしますなのよ。
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by degipochi | 2013-03-11 15:37 | 大地震 | Comments(4)
Commented by りー at 2013-03-12 02:34 x
ご無沙汰しております。
あれからもう2年、まだ2年。あっという間だったような、
ずっと昔の事だったような不思議な感覚です。
穏やかに過ごせる平凡な毎日がとっても幸せな事だと
あらためて感じています。
この前仙台市の海沿いの道を車で走ってたら、とんでもない量の
瓦礫の山(市の処理場)がいくつもありました。
宮城県は復興と呼ぶにはまだまだのようです…。
Commented by りんまま at 2013-03-12 12:57 x
なぬっ。
おばちゃ、骨折??
あり、骨折っては書いてなかった(ほっ)。
退院しちゃったのね、無理しないでくださいませ。

さて、何からしますか?
私、近々、浪江の20代の若い子達の洋服を募集しようと思っていたところであります。

りんしゃん次第で後方支援になるか・・・
分からんが、協力は惜しみませんよー
UP待ってます。
Commented by degipochi at 2013-03-13 23:51
りーさんへ
お久しぶりです、いかがお過ごしで?
今年の冬は、とりわけ寒かったと思います。 ネリマもずっと寒かったですから~
あと、ご存じとは思いますが、雪(わずか12センチ)で首都機能停止?の大パニックでしたから。
あれから二年が、早いんだか遅いんだか、わかりません。きっと、両方でしょうね。
で、これからどれだけかかるのかも。。。  東京の感覚では、もう終わった。みたいな空気が濃厚です。
なんかねぇ~ 東京のはじっこに引っかかってる場所で、へんな居心地の悪さがありますよ~。
Commented by degipochi at 2013-03-13 23:55
りんままさんへ
いや、あのあと確認したら、胸椎12番圧迫骨折だと。
で、転んだまんまでうとうとした(どう言うこと??)けど、はっと目が覚めて、いかんいかんと歩いて利用者さん
とこまで行ったんだと。 おいそりは、凍死するとこだったんじゃ無いかい。

浪江の服、サイズは? あと、期限とかは?
それはそれで、教えてくださいませ。
りんしゃんにもよろしく~。


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