ハロウィンの日に
ハロウィンの日に

土曜日の夜から、お出かけの準備して大変だったんだ。
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お洗濯とかご飯とか、いっぱいやることがあって
でもサラっぴも手伝わなきゃって起きてたんだ。

途中、寝ちゃったけど。
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でもね、そんなに長く寝てないよ。
みんながいっしょうけんめい働いてるんだもの。

サラっぴ、ちゃんと見てないと。見てないとダメなんだよ。

合間で、美味しいよ、てにんじんさんもらった。
にんじんさんはね、美味しいんだよ。
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このごろなんだか美味しいものが無くなっちゃったんだけど、にんじんは美味しいの。
つぶしてもらったの、いっぱい食べた。

日が昇るころかなぁ。出発だよ。
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持ってく荷物がいっぱいだから、運ぶときにもいっぱいで、サラっぴのカートにもなんだか積まれて、ちょっと狭かったよ。

そうそう、いつもの国見に行くの。じすい、て言うのをするんだって、野菜とかオヤツとかいっぱい持ったんだ。
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起きてなくちゃいけないんだよ。
ちゃんと、見てないと。
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お空がきれいだねぇ。 青いねぇ。

いつも寄る、なすこうげんってとこにも寄ったんだ。
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日向ぼっこした。あったかかったよ。
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お日さまが背中とかに当たるとね、そこから冷たい空気が噴き出すってかーちゃがビックリしてたよ。
サラっぴ、ほんとに冷えてるんだね、て。
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でもね、ソフトはちょっと食べた。冷えないよ、あれくらいだったら。

なすってとこでパン屋さんにも寄ったよ。
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どれか食べられたらいいね。ていっぱい買ったんだね。
サラっぴ、たまごのサンドイッチなら食べられたよ。

ここまでさぁ。 頑張って起きてたけど、
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眠くなっちゃった。

起きたら、パンもらって、にんじん食べて、チーズも食べた。
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夕方になったらね、だんだん息が苦しくなってきたんだよ。頑張りすぎたんだね、きっと。

国見に行けば、元気になるよ。
国見に行けばまた美味しく食べられるようになるよ。
そう言って、国見のちょっと前まで来たんだけど、なんて言うのかなぁー だんだん車が坂のぼってくと、苦しくなってくるんだよ。

ひょうこうって言うの? なんか、無理みたいになってきたんだ。
国見って、そんなに高いところだったんだね。
ほんとにあとちょっとのとこで、行くのやめたんだ。
標高300メートルで息が苦しくなるなら860メートルは到底ムリだ。とか言ってたよ。

しかたないから、坂をどんどん下に降りたんだ。
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息の苦しくないとこで、夜一泊した。国見、行けなかった。
でも、みんな一緒に車で寝たんだよ。幸せだったな。
苦しくなかったし。

朝になったら、かーちゃたちはせめてもってもっと坂を下がって、温泉に行ったんだ。
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震災のときに寄ったとこだって、かーちゃ言ってたけど、サラっぴ来たことあったかなぁ。
ねーちゃは、来たことあるかなぁ。
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子犬は、来たことないよね。うん、それは間違いないな。

ねーちゃは、あっちこっち行ってたなぁ。サラっぴの知らないとこも、サラっぴと一緒のとこも、いっぱい行ってた。
なんでも知ってたなぁ。かっこよかったよね、ねーちゃは。

そのあとね、ここなら標高的にだいじょぶ。って
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盛岡の町の中の、だいすきなカフェに行ったんだよ。
2時くらいだったかな。
お店のテラスの前が、芝生なの。
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広いんだよ。走れるんだよ。ピクニックも出来るの。
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でも、サラっぴ疲れちゃったから、今日はこれでいいや。
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気持ちいいなぁ。

岩手山が見えるね。いつも見えてたね。
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ここでね、食べられるかな?て思ったんだけど、ジャガイモのやわらかいのと、ブロッコリーと、インゲンと、ズッキーニと、ご飯を食べたんだ。
美味しかった。 あぁ美味しいなぁって食べられたよ。
ほんとは人間のハンバーグセットのだからね、犬のじゃないから、内緒ね。
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そのあと、これもたべる?ていつものにんじんさんと、かぼちゃさんと、白菜とかいろんな野菜を混ぜてつぶしたのもたべたんだ。
ドッグフードも少し食べたかなぁ。おなか膨らむでしょ、て。

いっぱい食べたなぁ。

そしたらね、サラっぴ。ほんとに眠くなっちゃって。
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あったかーくしてもらって、よく寝たんだ。

みんな、可愛いね。とかいい子だね、とか声かけてくれる。
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しあわせだな、サラっぴはー。
みんな、一緒だよ。


この後。本格的に東京に帰るべく、南へとハンドルを切りました。
でもサラっぴの体調不安定を考えたら一気に帰るのは危険と考え、ここもサラっぴが大好きだった、宮城県は河北にある、道の駅「上品の郷(じょうぼんのさと)」へ。
ここに行けば温泉もあるしね。最後に入って、ゆっくり帰ろう。

その手前、東北道のパーキングで期間限定だかのコラボ商品、らぽっぽソフトを購入。
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この辺りでは、寝てるか、早い呼吸でハァハァ言うかのどちらかだったのが、このソフトへの食いつきは速かった。

確認の匂いも嗅がず、シュッッと一口舐めることもなく消えていきました。あれはサラっぴの食べ方では無いな。
 
そして上品の郷到着。
着いたよ、と声をかけたら、ちょうど寝ていたのですが、あげた顔に生気が無かった。舌が横に出ていました。
それでも、立って私の方に歩いてきたので、慎重に扱おうと、水を少し舐めさせ、
抱っこして散歩にと下ろしました。
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元気すぎる子犬が絡まないよう、ちょっと離れたところで、用を足させようとした時、なんか右へ右へとふらつくな、と思った数分後。
ストンと腰を落とし、もう歩けない。となり、じゃあもう良いから車に戻ろうねぇ。と再び抱っこした途端。
首がぐにゃりと落ち、それきり意識は戻らず、サラっぴ用にベッド仕様にしていた車内で、慌てて人工呼吸と心マッサージをしましたが、なんの甲斐もなく、そのまま本当の長い眠りについてしまいました。

どこも苦しくない、気持ち悪くもない、いい顔をしたまま、
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サラっぴは寝ています。

そう、ちょうどハロウィンの日。その夜も日付が変わろうという頃でした。

祭りの日だ、と押し寄せごった返す魑魅魍魎をかいくぐって、大好きな大好きなねーちゃが、今日をその日と迎えにきたとしか思えないタイミングでした。

あんた、もう行くわよ。て。
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支えとなるねーちゃが居ない3年間。
サラっぴよく頑張った。
こんなめんどくさいご時世、サラっぴには荷が重すぎたよね。
何をどうしたらいいのか、考えてもわからないし、ねーちゃはいないし、疲れ切ったのでしょう。

お疲れ様。よく寝てね。
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うん、目が覚めたら、ちゃんと居るからね。
安心して、ぐっすり寝るんだよ。

by degipochi | 2022-11-02 13:16 | Comments(0)
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