サラっぴ、ねーちゃの元に帰る
サラっぴ、ねーちゃの元に帰る

11月3日、午後8時過ぎ。
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永遠の子犬さんを貫いて、サラっぴはねーちゃのところに旅立っていきました。

大好きな
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大好きな
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大好きなねーちゃ。
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何をやるにしても、ねーちゃの一歩あと
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ねーちゃが食べてるものは安心して食べる(毒味か😅)
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いっしょの椅子で寝て(ちょっと押してるのが常)
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どう行動したら良いか観察し
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枕がわりにし、
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イビキを子守唄に
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くつろいで爆睡し
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やはり時にちょっと押す

何をやるにもちょっとのんびりしてて、タイミングもずれるサラっぴ。
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スイカを食べれば圧倒的なスピードと破壊力の
ねーちゃには手も足も出ず。
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ねーちゃが浸かってるからと、頑張って国見の湯に浸かっても、ねーちゃほど浮遊もしなけりゃくつろげもせず。

絶えず、2番手。絶えず、パワー、アピール、存在感すべて控えめ。
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あまりにシンクロしすぎてキングギドラのひよこと呼ばれるたくらい。

とにかくどの場面でも、This is サラっぴ!と言うものは出してこない。てか、無かったなぁ。
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でもそれがサラっぴの幸せ。
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時々、ほんの僅かブラック感を出してきて、ねーちゃつぶすことがあるくらい。
その時だけは「大丈夫、ねーちゃは怒らないでちから」と自信ありげだったな。
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ね、ねーちゃ。
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ほんとに最後の頃に、見えなくなったねーちゃが、サラっぴの目を頼りにすることもあったけど、それだって
「ちょっと! 今どうなってるのか教えなさいよ! マリちゃんは見えないんだから💢」
みたいな強気な要求に、
「え。。とでちね、ねーちゃ。サラっぴ、何が起こってるかよく分からないでち」
「。。。役に立たないわねぇ!この子犬はほんとに」
みたいな感じだったと思われる。

とにかく、かーちゃたちも好きだが、何よりねーちゃ。世の中は、ねーちゃに寄りかかって成り立ってた。
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そのねーちゃが、怒涛の勢いで旅立ってしまった。
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置いてかれたサラっぴとしては、生きてく方向、羅針盤を失ったようなもの。

ひとりでも頑張って、みんなと向き合おう、
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看板犬もちゃんとやろうとしたけど、
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その視線は絶えず不安げ。
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自信なさそう。

これでいいでちかね? 出来てまちかね?
大丈夫でちかねサラっぴは?

ひとのことは大好きだし、看板犬の仕事も大好きだったけど、だからって自信がつくわけでも無かったね。

ひとりで頑張って、踏ん張って3年間。
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あろうことか子犬が来る。

これがまた、エラいことパワフルで。。。
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耳は引っ張られるわ腹の下は潜られるわ、遊べーと言われても、サラっぴ、遊び方わかんないし、子犬の犬生の指導なんて、もっとわかんない。

でも子犬には先輩の(できたら)厳しい指導が必要だ。

。。。サラっぴ、厳しい指導なんてムリムリムリでちから。

それでも「散歩ってね、こうやって歩いて。。。」とか、「階段の登り方は、上を向いて。。。」とか、「患者さんが帰る時には、前足出してバイバイさんするんだ」とか、教えてる。。。いや、教えたい風ではあった。
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聞いてんだか聞いてないんだか。そんな時期もあっという間に過ぎ、子犬は強烈なパワーとスピードで成長していった。
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子犬も、おっきーさんが大好きらしい。
自分と同じくらいの大きさになっても、おっきーさん、略して「っきーさん」と呼んでいた。
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っきーさん、大好き💕
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うん。 なんか、この子犬はだいじょぶなんだなー

そう思ったころ。なんか体調が悪くなってきた。

指針も自信もない3年間、しかも世の中サラっぴの理解を超えた大混乱。もう疲れちゃったんだなサラっぴは。

もう休んでもいいかなぁ。
なんかね、どれも流れの中に有るんだなーって思うんだ。
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サラっぴ、いっぱいがんばったよ。
みんなもサラっぴにとっても優しかった。

でもねぇ、サラっぴいっつも、どうして良いのかよく分からなかったの。
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これで良かったかなぁ。

サラっぴ、出来てたかなぁ。お仕事。先輩の係。


そう言ってると、

遠くから、



えっちら、おっちら、
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ねーちゃが迎えにやってくる。

あら、変わらないわね。目尻が下がって情けない顔してるじゃないの。まぁ、あなた永遠の子犬としては良くやったんじゃない?がんばったわね。
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じゃ、行きましょ。
すぐそこに馬車呼んであるから、そんなに歩かなくても大丈夫よ。
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ね、ねーちゃーー。。。
サラ、サラっぴ、がんばったぁ。。。


きっとこんな会話をしながら、永遠の子犬さんは不安も心配もなく、空へ帰っていったと思います。

サラっぴからみんなへ一言。
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by degipochi | 2022-11-05 01:32 | Comments(0)
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