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としまえんが終わった
今日は昼過ぎから雨の予報だった。
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としまえんが、終わった。
94年の歴史に幕を下ろした。
最後に行ったのは10年前、みんなでこんなことやってました。ふざけ倒し。今となってはこれも懐かし。

その時も、なんかだいぶ、アトラクションが減ったな〜〜空きスペースが目立つな〜〜と寂しかった。
だって、としまえんの全盛期を知ってますもん。子供の頃は通いましたもん。
夏のプール、毎週末の花火、酔うので乗れなかったサイクロン、途中でなくなっちゃった観覧車、ミステリーゾーン、アフリカ館、なんだかオットセイみたいなカッコのぐるぐる回るアトラクション。
私にとって遊園地は、かの巨大な夢の国ではなく、かつて都内にキラ星のごとく、言い換えればドングリの背比べのごとくにあった、数ある遊園地の中でとしまえんだけでした😅

混んでたなぁ。。。

がら空きになったの見てて、もうもたないな、とは思ってたが、マジで終わってしまうとは。

そして、本当の最後の日となった今日。
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やっぱり見届けよう、と言うことになり、だいぶ前からちょい離れたところに車を置き、最後の花火1時間前に現地到着。

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昼過ぎから雨、のはずが少しずつ予報が変わり、3時が4時、4時が5時と雨から曇りへとずれていく。強い雨なら花火は中止かも、とも思い、多少の雨なら強行するかもな、とも思い。
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7時。わずかに、わずかにパラつき、すぐ止む。涙をこらえてるみたいに見えた。
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入り口。わぁほんとに人がいる、と思ったのは、ここしばらくのガラガラを見てきたから😅
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コロナのこともあり、人が集まらないよう入場制限をし、かつ花火の打ち上げの高さも相当抑えて、混雑の抑制に努める、とのことだが。。。
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そんなことで、人が集まらないと本気で思っとるのかね。

この東京、ほっといても人は集う。コロナ騒動に抑え込まれて、イベントも祭りも花火大会も、すべて消え去った。
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感染抑制だ 三密を避けろと言われ続け、我慢に我慢を重ねてのこのとしまえんの閉園。やはり見届けたい!という人がこんなにも居たかと言うくらい、

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花火開始10分前にはエライことになってきた。
やはり、人は集うものなんだな。

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ただ、意外に静か。ハイテンションなのは、ユーチューバーと思しきにーちゃんくらい。彼らは周りの空気感を感じてないな。

そして始まる、としまえん本当に最後の花火。
それは、わずか8分間の中に、思いの丈を詰め込み、気合いに満ち、胸をかきむしるような激しいものだった。
空へと高く駆け上り、暗い夜空いっぱいに花開くいつもの花火ではない。上れない滝に阻まれて、押さえ付けられもがく鮎のようでもあり、それでもなお天を目指す魂のようでもある。

特に、開始4分くらい。かすれた笛のような音を立ててまっすぐ立ち上がっていく花火は、すすり泣きのよう。

としまえん最後の花火

今年、人々が見られる数少ない花火としても、この花火は素晴らしかった。

一気に打ち上げて、スパッと未練なく終わった花火に、一斉に熱い拍手が起こった。

あぁ、これでほんとに終わっちゃったんだな。。。雨、もったな。ついに降らなかった。

そう思い、足元で大人しゅう待機してたサラっぴを見たら、
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どーーーーーー見ても、サラっぴの感じじゃなかった。
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ご堪能いただけましたか、大御所さま?

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帰る道すがら、雨ぱらつく。涙雨ですね〜〜。
そして道は全方向的に大渋滞。そう言えば昔、「としまえん渋滞」って夏は風物詩だったな〜〜。

by degipochi | 2020-08-31 22:18 | Comments(0)
夏の最後の花火が上がる
おととい。
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仕事終わって、帰ろっかな。と車に向かって歩いていたら、
「その子を連れて行って上げなさいよ」
とふと聞こえてきた。

たしかに、早く仕事が終わったんだ。サラっぴ連れて、どこか行く余裕はあるなと思ってた。
じゃあ、どこ行く? しあんさんは終わっちゃってるよ。セブン? ミニストップ? それとも?

しーーーん。返事なし。

と思ったら、ぽこん ぽん ぽん と音がした。
荷物をいっぱい積んだ宅配の台車が、段差に引っかかったみたいな音。

ぽこん ぽこぽこぽこっっ ぽんっぽぽんっ

あ。 これ花火だ。

あと数日で終わる、としまえんの花火の音だ。
そこにサラっぴを連れて行けと。たぶん、そういうことですかね。

しかし、かつては長大な時間、飽きるくらい長く、かつドラマティックに上げられていたとしまえんの花火。閉園に向けて往年の勢いはなく、かつコロナ対策とかで人があまり集まらないよう、背丈も低く周りから見えないように上げられている。時間も超短い。
ここから車で二駅、時間としては10分くらいだけど、間に合いませんわなぁ。

と諦めて車に乗って走り出したのに、結局10分後にはとしまえんの駅前に居りました。

呼ばれたんですかね。

当然、もう超短い打ち上げ花火は終了しており、駅前は、ささ帰りましょってな人々が溢れかえっておりました。

その群衆の気配。ここ数ヶ月のジリジリと鬱屈し、楽しみも心のはけ口もすべて押し殺して、イライラしながらいつ来るかわからない収束を信じて耐え続けている、あの暗い顔つきとは打って変わった、いつもの年の夏祭り会場から家路につくみたいな、さざめくような浮き立つような気配。

屋台がいっぱい出てて〜 盆踊りとかさんざん踊って〜 最後に締めの花火が上がって〜

あぁ残念、終わっちゃった。しょうがない、帰るか。楽しかったね。いい汗掻いたね。
また来年、来ようね。また来年・・・・

そんな祭りの気配が、そこには濃厚に漂っておりました。ひとときコロナを忘れ、鬱屈を忘れ。

・・・・マスクはしてたけど。


思い出した。

あの犬、そういえば祭りが好きだったな。イベント全体が好きだったが、特に祭りは大好きだった。

それって賑やかしが好きなのもあったけど、祭りのほんとの意味がわかってたからなのかも知れないな。
花火もまったく平気だったけど、それも花火を上げる意味がわかっていたかも知れない。

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お盆、お祭り、夏の花火。送り火、提灯、精霊流し。

それらはみんな、日常の延長であるのと同時に、非日常、あちらの世界とこちらの世界を繋ぐ大事な大事なイベントでもある。

そんなことを思いつつ、きょとんとしているサラっぴと家路についたのでありました。

あ〜夜空いっぱいに花開き、地面轟かす花火が見たいなぁ。


by degipochi | 2020-08-31 00:34 | Comments(0)